バンド・ワゴン

 舞台を作り上げようとする人々の奮闘を描いたアメリカのミュージカル映画「バンド・ワゴン」。フレッド・アステア、シド・チャリシー主演のヴィンセント・ミネリ監督作品。
 1953年公開の映画だが、数々のミュージカル・ナンバーと踊りに彩られ実に楽しめる。当時の映画界の熱気と勢いを感じさせるまさにザッツ・エンターテイメント。

バンド・ワゴン [Blu-ray]

志の輔 みどりの窓口 しじみ売り

 志の輔の落語「みどりの窓口」は、何度聴いても面白い。みどりの窓口に訪れる人々の描写が秀逸で、笑いと共にサービス業の悲哀を感じさせる。
 「しじみ売り」は澄んだ冷気の中でしんみりと語られる場の雰囲気が巧みに醸され、味わいがある人情噺。

志の輔らくごのごらく(3)「みどりの窓口」「しじみ売り」―「朝日名人会」ライヴシリーズ31

『セッション』オリジナル・サウンドトラック

 映画「セッション」で繰り広げられた音楽を収めたオリジナル・サウンドトラック。映画での熱い音楽シーンがよみがえる。やはり「Caravan」は絶品。

『セッション』オリジナル・サウンドトラック

セッション

 名門音楽学校での、若きドラマーと教師との確執を描くデイミアン・チャゼル監督の映画「セッション」。鬼気迫る特訓と、魂のこもったドラミングに心が震える。
 2015年アカデミー賞において助演男優賞(J・K・シモンズ)・編集賞・録音賞の三冠をなした作品。

セッション(字幕版)

Fukushima 50

 東日本大震災が発生し、危機にさらされた福島第一原発内の人々を描く映画「Fukushima 50」。
 未曾有の原発事故の最前線で奮闘する人々を、圧巻のリアリティで描いた作品。

Fukushima 50

アニソマニア

 多彩なJ・ロック、ポップアーティストが歌うアニメソング集。ノリノリの「マッハ GO GO GO」、ハードロックの「アンパンマン」、ヘビメタ風「魔法使いサリー」など、パワフルで意表をつく表現の数々。バラード風の「タッチ」など、新鮮なアレンジも楽しめる。

アニソマニア

ペルソナ3 オリジナル・サウンドトラック

 ゲーム「ペルソナ3」の音楽は、たいへんにヴォーカル曲が多い。プレイに一層の躍動感を与える。
 「全ての人の魂の詩」「時価ネットたなか」は特に気に入っているため、「ペルソナ4」でも引き続き使用されうれしい。

ペルソナ3 オリジナル・サウンドトラック

10 ~ベスト・オブ・ピアノガイズ

 美しい背景をバックに演奏される超絶技巧のミュージック・ビデオで知られる「ピアノガイズ」の結成10周年を記念したアルバム。
 チェロとピアノの音色が心地よい空間を生み出す。 

10 ~ベスト・オブ・ピアノガイズ

平原綾香 From To

 「晩夏(ひとりの季節)」「言葉にできない」「いとしのエリー 」「秋桜」「なごり雪」
 平原綾香が、邦楽の名曲をカヴァーしたアルバム。切なさのあるアレンジで、独自の叙情が広がる世界になっている。

From To

ヒカルの碁 主題歌全集

 「ヒカルの碁」のオープニング・エンディング曲を収めたCD。名作アニメが良い音楽にも恵まれていたことを再確認する。

ヒカルの碁 主題歌全集 (CCCD)

女声コーラス愛唱歌全集 星に願いを~映画音楽名曲集~

 東京レディース・シンガーズによる映画音楽集。ディズニーやサウンド・オブ・ミュージックの曲などが透明感のあるコーラスで歌われる。英語歌唱であり、美しいハーモニーに満ちている。

<女声コーラス愛唱歌全集>星に願いを~映画音楽名曲集~

三遊亭圓生 大名房五郎/子は鎹

 柳家小三治も敬意を表していた三遊亭圓生の落語「大名房五郎/子は鎹」のCDを聴く。悠揚とした語り口だが、巧みな人物造形と情景描写でぐいぐいと話に引き込まれる。まさに名人芸。

六代目 三遊亭圓生(13)大名房五郎/子は鎹

忍びの国

 天正伊賀の乱を題材とした映画「忍びの国」。脚本は「のぼうの城」の和田竜、嵐の大野智が主演をしている。
 忍びどうしの小競り合いが続く伊賀で飛び抜けた才能をもつ無門を中心に、伊賀忍者と織田勢との虚々実々の駆け引きを描く。
 コミカルな演出だが、戦のシーンはなかなか迫力がある。
 密度の濃い脚本と主役の軽やかさが持ち味の戦国エンターテイメント。

忍びの国

父と暮せば

 そのときのわたしは、「これら切ない言葉よ、世界中にひろがれ」と何百回となく呟きながら書いていました。

 原爆投下から3年後の広島、娘と父二人の会話による戯曲。図書館に勤めながら慎ましく暮らす美津江は、話相手の父から恋愛などについていろいろと助言を受けるが、素直になれないわだかまりをもっていた。
 井上ひさしの紡ぐ二人芝居は基本的にユーモラスでありながら、切々と胸に迫ってくる。被爆された方々の言葉の重みが凝縮されているからであろう。
 

父と暮せば (新潮文庫)

弁護人

 「弁護人」は、2013年公開の韓国映画。軍事政権下の韓国で起きた釜林事件を題材としている。主役は、故・盧武鉉大統領の弁護士時代がモデルになっている。
 主役を演じるソン・ガンホは、当初その素材の負担ゆえに出演を断ったようだが、脚本の魅力が忘れられず、出演に応じることになる。
 史実の重みと俳優の熱演に裏打ちされた映画。

弁護人(字幕版)

岩崎宏美 Dear Friends

 「恋におちて」「時代」「あなたの心に」「ブルー」「夢」「止まった時計」「誰もいない海」「見上げてごらん夜の星を」など、岩崎宏美が、関わった人々の楽曲を感謝と敬意をこめて歌うカヴァー集。
 抜群の表現力で温かく包み込まれるように歌われる名曲の数々で、この上ない心地よさを与えてくれるアルバム。

Dear Friends
湯川れい子 岩崎宏美 塩谷哲 北山修 古川昌義 中島みゆき 西脇辰弥 中山千夏 佐藤竹善 BEGIN 渡辺真知子

蜜蜂と遠雷

 「蜜蜂と遠雷」が映画化された。恩田陸の原作は、ピアノ音楽を言葉だけで表現し、素晴らしい読書体験を与えてくれた。しかし、実際に映像や音がつくと、その魅力が失われてしまうのはなぜだろう。
 俳優さんたちはそれぞれの登場人物をよく演じているが、音楽は形になってしまうと、文章で表現されていた輝きが消えて行ってしまうのだ。どんなに実際のいい演奏でも、失望の感を拭えない。
 「風間塵の演奏はこれじゃない!」と叫んでしまうのだ。
 文章で表現された音楽は想像の余地があり魅力をたたえ続ける。

蜜蜂と遠雷

クライマックス アニメ・ヒッツ

 90年代、00年代のアニメ、映画、ゲームからの主題歌を集めた2枚組のCD「クライマックス アニメ・ヒッツ」。
 「そばかす」JUDY AND MARY、「鳥の詩」Lia、「晴れてハレルヤ」奥井亜紀、「6DAYS」FLOW など、ホットな感性に訴える曲が次々と流れる。
 クールジャパンを実感できるアルバム。

クライマックス アニメ・ヒッツ

小原孝 テレビドラマ ピアノ名曲選

 「ハナミズキ」「ラストクリスマス」「渡る世間は鬼ばかり」など、小原孝が弾く、テレビドラマのピアノ曲集。小粋なアレンジで楽しませてくれる。「エースをねらえ」「太陽にほえろ」など、懐かしい響き。「水戸黄門」は、不思議な雰囲気を持っている。

テレビドラマ ピアノ名曲選(CCCD)
小原孝

屍人荘の殺人

 今村昌弘のミステリーを原作とする映画。本格ミステリ大賞などを受賞しているのだが、映画は正直「?」。なんでそうなるの感があまりに強い。
 浜辺美波の魅力に支えられた映画。

屍人荘の殺人

ディズニー・ベスト 英語版

 ディズニー映画のテーマ曲がオリジナルで収められた2枚組のCD。昔の音源だからこそ伝わる雰囲気がある。メロディーの素晴らしさは永遠に不滅です。

ディズニー・ベスト 英語版

包丁人味平

 「包丁人味平」は最もわくわくした漫画のひとつ。1973年から1977年に週刊少年ジャンプに連載された作品であり、子どもの頃、その単行本の発売が待ち遠しくてしょうがなかった。
 日本料理人の息子「味平」が成長していく物語である。まだ「グルメ」という言葉すら日本に存在していなかった時代、様々な料理や料理人の姿が描かれていた。
 小さな洋食料理店の修行に始まり、「包丁試し」「点心礼勝負」といった料理の対決が繰り広げられる。また、デパート間の経営上の威信をかけた「カレー戦争」など、組織としての対決も見られた。
 そこでは大小の料理に関する蘊蓄が繰り広げられる。原作者牛次郎お得意の大風呂敷のものもあるが、それはそれでまことに楽しい物語であった。
 料理の多様さと料理人の矜持を、昭和の熱気の中に描く「包丁人味平」は、職業漫画のルーツであり、日本漫画界のエポックメイキングとも言える名作である。

包丁人味平 〈1巻〉 包丁試し1

包丁人味平 全12巻セット (集英社文庫―コミック版)

シン・エヴァンゲリオン劇場版

 エヴァンゲリオンの完結編となる映画。
 庵野秀明の思い入れがつまった映像表現で、スタッフや声優たちの戸惑いもすべて飲み込んで一つの作品となっている。
 川島雄三監督の幕末太陽傳が思い起こされた。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

カイジ ファイナルゲーム

 カイジ映画第三弾は、原作者福本伸行のオリジナル・ストーリー。今回も様々なギャンブルのアイデアが盛り込まれている。
 ギャンブルでありながら、藤原竜也が主演であるためか、ある種の明るさと爽やかさをもった不思議な味わいの作品。

カイジ ファイナルゲーム

カイジ2 人生奪回ゲーム

 漫画「賭博黙示録カイジ」の「欲望の沼」編をもとにしたギャンブル映画第二作。原作者、福本伸行自身も脚本に加わっており、オリジナルの緊迫感が伝わる作品になっている。
 ギャンブルに熱狂する人々を描いている中で、吉高由里子が花を添える。伊勢谷友介の怪演が究極のパチンコ「沼」の狂気をあおる。この「沼」という表現が、映像化されることで、あまりによく状況を象徴していると実感する。

カイジ2~人生奪回ゲーム~

カイジ 人生逆転ゲーム

 福本伸行の漫画「賭博黙示録カイジ」を原作とする映画「カイジ 人生逆転ゲーム」。極限のギャンブルに挑む青年を主人公とした作品。
 「希望の船」編と「絶望の城」編に加え、他のエピソードをも合わせた大森美香の脚本は実によくまとめられ、密度が濃い。
 主人公カイジを藤原竜也が演じ、原作の鬱々としたキャラクターと一線を画し、爽やかさと愛嬌が感じられる。
 数々のアイデアに彩られた、スリリングなエンターテイメント。

カイジ 人生逆転ゲーム

三遊亭白鳥 千葉棒鱈/新婚妄想曲

 三遊亭白鳥の落語CD。あまり期待せずに軽い気持ちで聴いたが、いや、どうしてなかなか凄いではないか。
 「千葉棒鱈」は、千葉出身女性の口げんかを描くのだが、ローカル自慢がどんどんテンションを高めていくマシンガントークの激しさに圧倒される。
 「新婚妄想曲」は新潟での未婚男性たちの話であるが、間断なく笑わせながら最後は見事に伏線を回収していることに驚く。
 自由奔放でありながら、構成感のある絶妙の二席。

毎日新聞落語会 三遊亭白鳥2

柳家小三治 芝浜

 柳家小三治の落語「芝浜」。大晦日の情景をじっくりと醸しながら、夫婦の間を細やかに表現している。そこで生まれる空気が、いつまでも浸っていたい情感を生む。
 名人ならではの人情噺の逸品。

落語名人会(42)芝浜
柳家小三治

金原亭世之介毒演会 芝浜

 金原亭世之介の落語「芝浜」のCDを聴く。
 女房の人物造形が丁寧で、じっくりときかせてくれた。

ぐっどすとっく落語会 金原亭世之介毒演会 芝浜

R60~アラ還~あの頃みんな若かった

 「あの時君は若かった」「花の首飾り」「恋の季節」「ブルー・ライト・ヨコハマ」「真夜中のギター」「白い色は恋人の色」「小樽のひとよ」「恋の町札幌」…
 昭和37年から47年のヒット歌謡を集めたCD。いやあ、昔の曲はよい。何度きいても良い。ひとつひとつの歌詞が胸にせまる。
 あの温かみのある時代が無性に懐かしく感じられるアルバム。

R60~アラ還~あの頃みんな若かった

森川美穂 ゴールデン☆ベスト

 「ふしぎの海のナディア」のオープニング曲「ブルーウォーター」の伸びやかな歌声に魅入られて森川美穂のCDを聴く。
 「Yes!I will…」「翼にかえて」「君が君でいるために」など、抜群の歌唱に聞き惚れる。

森川美穂 ゴールデン☆ベスト

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