英単語 ほのぼのエピソード記憶術
イラストと語呂合わせで大学入試に頻出の英単語を覚える「英単語 ほのぼのエピソード記憶術」。収録されている語の全てにイラストが付けられており、記憶に残る工夫がされている。
暖かみのあるイラストで、見ていても楽しめる単語集。
英単語 ほのぼのエピソード記憶術
足立 章子 
イラストと語呂合わせで大学入試に頻出の英単語を覚える「英単語 ほのぼのエピソード記憶術」。収録されている語の全てにイラストが付けられており、記憶に残る工夫がされている。
暖かみのあるイラストで、見ていても楽しめる単語集。
英単語 ほのぼのエピソード記憶術
足立 章子 
007シリーズの第18作目「トゥモロー・ネバー・ダイ」は、メディアの帝王が敵役。携帯端末で動かす車など、アクションにも現代的な要素が取り入れられ、アイディア満載の作品。
シリアスさとコミカルさのバランスが良く、編集の巧みさもあり、スピード感溢れ快いエンターテイメントに仕上がっている。
ヒストリエ第7巻では、アレクサンドロスの生い立ちと、ビザンティオン攻略の端緒が描かれる。歴史のうねりを悠揚たる筆で記す骨太のコミック。
ヒストリエ第6巻では、いよいよ主人公とアレクサンドロスとの出会いが描かれる。古代ギリシャの人々が生き生きと活写されている。
古代ギリシャを舞台にした漫画、ヒストリエ第5巻は、故郷に戻った主人公の活躍と、偉大なる王との出会いを描く。
マケドニアの隆盛を精緻な絵で豊かに表現する巻。
山崎豊子の小説「運命の人」をTBSがドラマ化。沖縄返還を巡る裏面史を、ジャーナリズムを通して描く。政治に食い込む新聞記者を、本木雅之が熱演。真木よう子など、個性溢れる俳優の演技に魅入り、骨太な内容ながらあっという間にエンディングになっていた90分であった。
原作や史実の重みをスタッフ、出演者が受け止めて創り上げていることが感じられる。今後の俳優陣の競演に期待したい。
運命の人(一) (文春文庫)
山崎 豊子 
NHK大河ドラマ「平清盛」第2回は、「無頼の高平太」。出自に悩む主人公を松山ケンイチが青春の悩みを叫びながら疾駆する回。伊東四朗、中井貴一が主人公の若さを威圧する存在感で、その対比が興味深かった。
平安の世を活気ある映像できれい事でなく表現する様に、作り手の意志を感じて好感がもてる。どこぞの知事の戯れ言などどうでもいいから、確固たる信念をもってドラマを創り続けて欲しい。
渡辺俊幸の音楽生活35周年を記念したコンサート。
「利家とまつ」「毛利元就」「どんど晴れ」「海峡」など、渡辺俊幸作曲の音楽や、渡辺が影響を受けた「サウンド・オブ・ミュージック」「スターウォーズ」のメドレー、プロデュースを手がけた、さだまさしの曲などが演奏される。多彩なメロディーで新日本フィルによる華麗なポップ・サウンドが楽しめる。
渡辺自身の語りや、さだまさしとのトークも入り、アットホームな雰囲気のコンサート。明るいポップ・サウンドの魅力を堪能できるCD。
渡辺俊幸35周年記念コンサート
渡辺俊幸 
「ヒストリエ」第4巻では、訪れた村で主人公が才能を発揮する。古代ギリシャ世界をドラマチックに活写し、無類の面白さをもった巻。
古代ギリシャを舞台にした岩明均の漫画「ヒストリエ」。3巻では、境遇が変化した主人公が運命の渦に巻き込まれる。急展開を告げる第3巻。
ヴィヴァルディ作曲「四季」をローマ・トリオがジャズ・アレンジしたCD。洗練された響きが広がる。特に、「冬」の演奏が印象に残る。
四季
ローマ・トリオ 
開高健の小説「パニック」を、橋爪功が朗読したCD。原作は、野ネズミの大量発生と対峙する役人の姿を描いた開高健のデビュー作。自然の鮮烈な描写と行政に対するシニカルな表現が対比をなし、卓越した文体で人間のさがを浮き上がらせる。
橋爪功が人物を見事に語り分け、濃密な物語に奥行きを与えている。
パニック (新潮CD)
開高 健 
東野圭吾の小説「白夜行」を堀北真希が主演した映画。 原作の雰囲気を大事にしているが、やはり長大な原作を描ききるには時間が足りなかった感が否めない。
船越英一郎、田中哲司などがいい味をだしているが、やはり子役が素晴らしい。
白夜行 [DVD]
深川栄洋 
NHK大河ドラマ「平清盛」第1回は「ふたりの父」。中井貴一はじめ、役者がそれぞれ持ち味を発揮している。特に、伊東四朗演じる白河法皇の存在感がすごい。
人物造形をくっきりとし、またきれい事でない残酷なシーンもあり、制作する側が作りたいものを明確に持っているように感じる。視聴者にいたずらに媚びず、骨太なドラマにしようという姿勢は、昨年の大河があまりにひどかっただけに好感できる。
今後の勢いと、重厚な展開に期待したい。
志ん朝の落語「高田馬場」は、次々と繰り出されるマクラのネタと、気っぷのいい江戸っ子の語り口が魅力。ガマの油売りの口上はさすがの滑舌。
「甲府い」は、珍しく善人ばかりが登場する落語で、毒気はないが、志ん朝が真っ正面から取り組んでいるために、爽やかな味わいがある。
中村元の講演「ブッダの生涯」のCDを聴く。仏教の開祖の生涯をたどりつつ、転機となる出来事や教えを分かりやすく解説する。中村氏の人柄を偲ばせる優しい口調で語られるが、内容は明晰で、胸にしみいる深みがある。
ことに、仏教が寛容性と普遍性をそなえていることを語る最後の部分からは、内側からにじみ出る想いの強さが伝わってくる。
ブッダの生涯 (新潮CD 講演)
中村 元 
時の狭間に落ち、歴史上の人物になった人々の心情を描く「The Time Walkers」シリーズの第1作は、天草四郎の物語。石田彰が天草四郎はじめ、一人で何役もこなし、朗読とは言え一人芝居の雰囲気があり、芸の達者さを感じさせる。
脚本も一作目とあって力が入っており、聴きごたえのある朗読CD。
豪華声優陣による戦国BASARA2のドラマCD「百花繚乱!小田原の役」。伊達政宗、真田幸村、豊臣秀吉などが小田原城を舞台にバトルを繰り広げる。竹中半兵衛、前田慶次がワン・ポイント。
いつもながら、声優さんは体力勝負だと思わせてくれるシリーズ。
戦国BASARA2~百花繚乱!小田原の役~ドラマCD
ドラマCD 中井和哉 保志総一朗 置鮎龍太郎 石田彰 森川智之 森田成一 
人気声優、関智一が歌うCD「遊心~Mind Player~」。さばけた感じのヴァリエーション豊かな歌が聴ける。
チャン・イーモウ監督による映画「王妃の紋章」は、中国の五代十国時代を背景にした歴史劇。金をふんだんに使った絢爛豪華な映像と、壮大な戦闘シーンには目を見張る。
E=mc2、シンプルでありながら、何と奥深い式であろうか。
科学雑誌「Nweton」の別冊「アインシュタインの世界一有名な式E=mc2」では、エネルギーと質量を結ぶこの式の成り立ちと、導かれる過程、特殊相対性理論、核融合と核分裂などを美しい図と共に解説している。
物理学の根本に関わる「質量」や「素粒子」について解説しており、興味深い。さらに、本書では宇宙の「暗黒物質」までにも話題は広がる。
2011年12月に、実験によって垣間見られたことが話題になったヒッグス粒子にも触れられている。
E=mc2 に関わる驚異的な事実と謎をビジュアルに示し、知的好奇心を刺激する魅力的な書。
2012年、科学のロマンが、希望を与える光を投げかける年になってほしいと切に願う。
2011年、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」が完結し、放送されたことは日本映像界のエポックであった。日露戦争を重層的に描いた司馬遼太郎の原作を、松山出身の秋山好古、真之、松岡子規の3名を軸としたドラマとしてまとめ上げた。明治期の人々のひたむきで、傲らずに凛と生きる姿と、国家をあげて行った膨大な準備と苦労の末に得た勝利からは、政治や経済で混迷を続ける現代の日本に一条の希望を与えてくれた。
原作を改めて読み直し、感銘を新たにした。ことに、あとがきからは司馬遼太郎の思いが伝わり、感慨深かった。司馬遼太郎は40代のほとんど全てをこの小説のために費やした。膨大な資料の収集はもとより、当時を知る多くの人々から直接話を聴いた。ロシア語を学び、原典にあたってロシア側の状勢やバルチック艦隊の内情理解に努めた。準備に5年、執筆にさらに5年を費やし、ようやくこの労作は世に出たのである。
自らを振り返れば、40代最後を数えるこの年に、何を成しえただろうかと自問すれば、司馬遼太郎と比較するのがあまりに失礼だとすら思うほど矮小な事跡しか思い当たらない。素晴らしい作品には多く出会えたので、それを紹介する場を設け継続していることが自ら密かに誇れる唯一のことかもしれない。せめては、自らの感度を上げアンテナを掲げて良き作品を伝えることが、わずかながら自分にできることかと思う年末であった。
一朶の白い雲は青い天に今日もかがやいている。
坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎 
「ヒストリエ」第2巻では、少年エウメネスの鬼才と凛質が垣間見られる。岩明均の端正さと激烈さが交錯する絵により、奥行きのある物語が展開される。
2巻まで読み進んだら最後、もうその作品世界は読者の心の一部を明らかに占めてしまい、続きを読まずにはいられなくなるであろう。
古代ギリシャに題材をとった意欲作。
古代ギリシャ時代を舞台にした岩明均の漫画「ヒストリエ」。マケドニア王国のアレキサンドロス大王に仕えた書記官エウメネスを主人公とした物語である。
その少年時代を描いた第一巻から、著者の古代ギリシャ時代と人物に対する並々ならぬ思い入れが感じられる。泰然とした歩みを見せる冒頭であるが、その絵と語り口には、作品世界に引き込む強い力が感じられる。
著者入魂の歴史巨編。
星新一のショート・ショート10編を映像化したDVD。新進気鋭のクリエイターが、多彩な演出で映像化し、それぞれの表現技法がたいへん興味深い。
第5編は「シュール・エディション」となっているが、「はじまり」「ずれ」「地球から来た男」など、独特の味わいがある作品が多い。
星新一の発想の豊かさや時代の先見性に改めて感嘆させられる作品群。
小林賢太郎の一人芝居、”DROP”。パントマイム、言葉遊び、マジック、映像表現など、様々な要素を駆使して展開される緻密なソロ・パフォーマンスは圧巻。
Kentaro Kobayashi Solo Performance Live Potsunen 2008 『DROP』 [DVD]
開高健が行った2つの講演を収めたCDを聴く。「話のうまい小説家はろくなものではない」と言いながら始めるのだが、これが実に味わいがある。
「足で考え、耳で書く」は、自身の戦争体験も交えながら、戦闘行為と人生をからめた奥行きのある語り。
「雨の日には釣竿を磨きながら」では、ウォルトン、ウィリアムソン、幸田露伴など、釣り文学の蘊蓄が横溢する。
ウィットとアイロニーに彩られた深みのある語りを聴き、無性に開高健の作品が読みたくなった。
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の最終回が放送される。冒頭20分の海戦シーンは、緊迫感に溢れ、圧巻。陸軍の奮戦ぶりを3回に渡って描いたにしては、比較的あっさりとした印象。もっと描きたいことはあったのだろうが、時間的に厳しかったのであろう。
海戦後のシーンは、各人のその後を風呂敷をたたむように丁寧に描かれ、心にしみいる静けさがあった。好古の晩年のメークは、あまりに力が入っていて恐れ入った。さらりと終わりを迎えたが、視るものに余韻を残す、作り手のゆるぎない自信を感じさせるラストであった。
原作をよくここまで映像にしたと、あらためて感じる。役者の入魂の演技や、ディテールにまでこだわった作り込み、圧倒される戦闘シーン、各人の存在感や苦悩を浮き彫りにしつつ、多くの立場に配慮した台詞の練り込みよう。それら全てに、このドラマにかけるスタッフの気概と意気込みを感じさせられた。
忘れ得ないのは第6話、正岡子規晩年のシーンである。子規庵の場面は何度みても自然に涙が出てしまう。子規のドラマがあったからこそ、戦闘の覚悟や苦悩がより浮き上がってくる。この深みは、他の戦争映画では表出しえないであろう。
まさに、「日本映像界の悲願」が成し遂げられた。この壮大な物語は、日本のドラマの記念碑として残り続けるだろう。
東京理科大学学長、藤嶋昭氏編著による、「時代を変えた科学者の名言」。
108人の科学者の名言が、歴史順に記されている。それぞれの言葉は、時代を経て生きてきたものであり、たいへん味わいがある。
各科学者の略歴もあり、科学史をざっと概観するのにも良い。紙面にスペースがあり、たいへん読みやすい。
挿入されている藤嶋学長のエッセイからは、学長のお人柄と教育に対する熱意が伝わってくる。
中高生が科学史を学ぶ端緒としても好適な1冊。
時代を変えた科学者の名言
藤嶋 昭 
キース・ジャレットが1975年にケルンで行ったソロ・コンサートのライヴ録音。意の赴くままに、次々と紡がれていく美しいメロディに圧倒される。その音の輝きは、泉から滾々とわき出る清流に陽光がきらめくかのようである。
ザ・ケルン・コンサート
キース・ジャレット 
太宰治の「人間失格」を、仲代達矢が朗読したCDを聴く。
人間恐怖におびえる主人公の独白を、仲代が緩急自在の語りで表現する。仲代の持つ漠とした口調が独特の空気を醸し、あるときはそこに居たたまれないほどの心理的圧迫すら生じさせる。底知れぬ役者魂を感じさせる絶妙の語り。
人間失格 上 (新潮CD)
太宰 治 
人間失格 下 新潮CD
太宰 治
人間失格 (集英社文庫)
太宰 治 
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