はやぶさ/HAYABUSA
はやぶさのプロジェクト開始から帰還までを描いた映画。JAXA対外協力室で働く女性の成長を軸とし、プロジェクトの進行、困難との闘いが描かれる。
管制室のリアルな描写、宇宙でのはやぶさの勇姿など、見所が多い。専門用語がたくさん出てくるが、自然にそれを補完する映像や役所を配し、科学に興味をひく内容になっている。
はやぶさの7年に及ぶ軌跡と、関わった人々の人間ドラマを手堅くまとめた作品。
はやぶさのプロジェクト開始から帰還までを描いた映画。JAXA対外協力室で働く女性の成長を軸とし、プロジェクトの進行、困難との闘いが描かれる。
管制室のリアルな描写、宇宙でのはやぶさの勇姿など、見所が多い。専門用語がたくさん出てくるが、自然にそれを補完する映像や役所を配し、科学に興味をひく内容になっている。
はやぶさの7年に及ぶ軌跡と、関わった人々の人間ドラマを手堅くまとめた作品。
橋爪功が朗読する三国志66巻には、「進軍」「鴻門の会に非ず」「珠」が収められている。劉備の蜀への進軍と、劉備の長子、阿斗を連れて呉に下ろうとする夫人と趙雲との対峙を描く。
趙雲は、戦乱の中で阿斗を胸に抱いて曹操軍の包囲する厚い敵中を突破した過去がある。それを踏まえれば、趙雲が命がけで守ろうとすることは必然。ここでも人を配するストーリーテリングの巧さに感嘆する。
三国志(七) 望蜀の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志65巻には、「蜀人・張松」「孟徳新書」「西蜀四十一州図」が収められている。蜀の名士、張松を通して、曹操と劉備を対比して描く。劉備の蜀攻略への足がかりを一個の人物から明示する巻。
三国志(七) 望蜀の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
渡辺貞夫がクリアなブロウで、ビートルズとバート・バカラックのスタンダード・ナンバーを演奏する。心地良いサウンドに身を浸すことのできるCD。
TBSのドラマ「半沢直樹」第6話では、東京中央銀行本部に栄転した半沢に、資金の運用失敗で120億の損失を出した伊勢島ホテルの再建が命じられる。
伊勢島ホテル編の第1回目だが、25分拡大版とはいえ、随分と話が進んだ。京橋支店の貝瀬、古里といった登場人物がスーツを着ながら、いかにも魑魅魍魎という風貌で思わず笑ってしまった。モーツァルトを気取るタミヤ電気社長、老獪な雰囲気を漂わせる羽根専務、清廉な湯浅社長など、キャラクターの特徴を際立たせ役柄を見ているだけで楽しめる。今後、一見不可能と思えるミッションに、主人公がどう立ち向かうか見物。
半沢の胸のすく活躍もさることながら、同期社員で精神的に壊れそうになった近藤の再起から勇気を与えられた。
オレたち花のバブル組 (文春文庫)
池井戸 潤
NHK大河ドラマ「八重の桜」第34回は、「帰ってきた男」。新島襄が京都での学校設立に向けて動き出す。木戸孝允に紹介され、新島襄は山本覚馬の知遇を得る。かくて、新島襄は八重と知り合うことになる。
襄と八重とのエピソードをちりばめ、優しい雰囲気で話が進む。江藤新平が以前出ていたが、佐賀の乱は台詞であったことが伝えられるのみ。歴史のうねりをひしひしと感じさせられた前半の雰囲気が懐かしい。骨太のドラマを紡いでいた脚本家の矜持はどこへいってしまったのか。
レイ・ブラッドベリのSF小説を、フランソワ・トリュフォー監督が映画化した「華氏451 」。書物を読むことを禁じられ、テレビ鑑賞にふける社会を描いた作品。独特の造形美と色彩感覚、テンポ良い演出で、作品世界に引き込まれる。ラストの抒情溢れるシーンがひときわ印象深い。
「春ジャズ」は、春にちなんだタイトルや歌詞、雰囲気をもったジャズを集めたCD。渡辺貞夫の「マイ・フェイヴァリット・シングス」、ソニー・ステットの「春の如く」、リッツの「インヴィテーション」、秋吉敏子トリオの「蝶々」など、温かみのある音色や、浮き立つ気分が感じられる曲が多い。録音も良く、ジャズの多彩な魅力を伝えてくれるアルバム。
春ジャズ
大我 オムニバス ナンシー・マラーノ ザ・リッツ
西尾維新のライトノベル「化物語」の第3章「するがモンキー」のアニメーション。「まよいマイマイ」は静的な世界であったが、こちらは一転、動的な映像で、ダイナミックな展開がなされる。「猿の手」をモチーフに、怪異の憑いた運動部員の姿をさりげない哀感と爽やかな雰囲気をないまぜにして描く、そのバランス感覚が絶妙。
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