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ピリス ショパン:ピアノ協奏曲第1番

 ピリスによるピアノ協奏曲第1番のCDを聴く。演奏はヨーロッパ室内管弦楽団、1997年の演奏。繊細でみずみずしく、ピアノの音色は宝石がこぼれ煌めくような美しさ。

ショパン:ピアノ協奏曲第1番、幻想即興曲
ピリス(マリア・ジョアン)
B0053MFHFS

八重の桜 39

 NHK大河ドラマ「八重の桜」第39回は、「私たちの子ども」。
 同志社女学校の生徒が結核にかかるエピソードにほのかな恋物語をからめて描く。学園ものホームドラマタッチの大河になってきた。

NHK大河ドラマ「八重の桜」

八重の桜 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
4149233640

橋爪功朗読 三国志 74

 橋爪功が朗読する三国志74巻には、「敗将」「老将の功」「絶妙好辞」が収められている。
 張飛の軍略、黄忠の活躍により、蜀は魏を敗走させ、勢力を広げる。
 橋爪功が劉備軍の進撃を勢いよく語る。特に、張飛などの台詞は、火を吐くかのような気迫がこもっている。

三国志 朗読:橋爪功 原作:吉川英治

三国志(八) 図南の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
4101154589

橋爪功朗読 三国志 73

 橋爪功が朗読する三国志73巻には、「正月十五夜」「御林の火」「陣前公用の酒」が収められている。
 曹操が漢王室を蔑ろにすることを憤る人々は反逆を企てるが、曹操に事前に察知され、粛正が行われる。一方、劉備の蜀軍は、張飛を大将として漢中方面を攻め、魏軍と対峙する。
 いよいよ、魏と蜀の全面対決が迫る。

三国志 朗読:橋爪功 原作:吉川英治

三国志(八) 図南の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
4101154589

橋爪功朗読 三国志 72

 橋爪功が朗読する三国志72巻には、「休戦」「柑子と牡丹」「藤花の冠」「神卜」が収められている。
 曹操は孫権と休戦を結ぶ。幻術使い左慈のエピソードが挿入され、物語に絶妙の間合いを生み出している。

三国志 朗読:橋爪功 原作:吉川英治

三国志(八) 図南の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
4101154589

橋爪功朗読 三国志 71

 橋爪功が朗読する三国志71巻には、「漢中併呑」「剣と戟と楯」「遼来々」「鵞毛の兵」が収められている。
 曹操軍は蜀をにらみながら孫権軍との戦を有利に進める。三国の勢力争いがいよいよ熾烈になる。

三国志 朗読:橋爪功 原作:吉川英治

三国志(八) 図南の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
4101154589

東京ゴッドファーザーズ

 今敏監督によるアニメーション映画「東京ゴッドファーザーズ」。3人のホームレスが赤ん坊を見つけたことから始まるハートウォーミングな作品だが、アクションも派手である。過去を背負った人々のキャラクターが立っている。
 背景となる東京の描写が素晴らしい。

東京ゴッドファーザーズ [DVD]
今敏
B0000YTR7S

半沢直樹 10

 TBSのドラマ「半沢直樹」第10話。いよいよ最終回である。視聴率は42.2%と歴代最高。銀行を舞台にした劇画調ドラマも一区切り。しかし、明らかに続編を意識したラストであり、半沢の活躍がまだ見られるという余韻を残す。
 思い切りのいい演出が小気味よいドラマであった。

TBS日曜劇場 半沢直樹

オレたち花のバブル組 (文春文庫)
池井戸 潤
4167728044

八重の桜 38

 NHK大河ドラマ「八重の桜」第38回は、「西南戦争」。
 薩摩の西郷隆盛、会津出身の山川浩、佐川官兵衞が因縁の出会いをする。
 丁寧に創り上げてきた幕末編の布石が、ここで集約される。ここ最近ホームドラマ的な色彩が強かったので、久しぶりに見応えがあった。 

NHK大河ドラマ「八重の桜」

八重の桜 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
4149233640

池の平湿原

Ikenotaira01 長野県にある池の平湿原に家族で行く。上信越自動車道の小諸インターチェンジを降りて30分ほど、急な坂を上り、湯の丸高原に至る。そこからさらに15分ほど曲がりくねった道を上り、池の平湿原の駐車場に着く。
 朝9時、澄んだ青空のもと、眼前に緑と黄色が和した柔らかな色合いの草原が広がる静謐な景色は、まさに別天地であった。

Ikenotaira02 池の平湿原は標高2000m、数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる高層湿原である。昼夜の気温差、年間の気温差が大きい特異な地であり、貴重な高原植物の宝庫となっている。
 木の遊歩道をゆっくり歩む。蝶やトンボがゆったりと優雅に飛んでいる。時がゆるやかに流れている。

Ikenotaira03 湿原を横切る遊歩道は、勾配のある木道に連なる。やや急な昇りであるが、周りの景色が変化に富み疲れを感じさせない。しばらく上った後に見えた風景には息をのんだ。小諸から上田への盆地が一望され、彼方には山が幾重にも層をなす絶景であった。富士山のシルエットも遠望される、一大パノラマである。

Ikenotaira05_2 さらに歩み、2095mの見晴岳山頂に出る。紺碧の空のもと、雄大な景色を眺めながらとる昼食は格別であった。多くの集落が眼下にあるが、ここでは微風の音以外に聞こえるものはない。

Ikenotaira06 森を抜け、尾根づたいに歩き、湿原が一望できる場所に出る。数万年前に火口であったことが伺える。
 見晴岳山頂から40分ほど歩き、駐車場に戻る。手軽なハイキングコースであるが、たいへん充実した気分。非日常を味わえる格別の時間であった。

 池の平湿原

Ikenotaira04

 

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