ペリーヌ物語 11
ペリーヌ物語、第42話「ロザリーの悲しみ」、第43話「日曜日。ペリーヌは…」、第44話「いじわるな夫人」、第45話「ボスニアからの知らせ」、第46話「ビルフランの悲しみ」。 同じ屋敷に住みながら、自らが孫であることを告げられず苦悩するペリーヌ。終盤近くの繊細な心理描写はこのアニメーションの白眉であり、文学的香気が横溢する。
ペリーヌ物語(11) [DVD]
エクトル・アンリ・マロ
ペリーヌ物語、第42話「ロザリーの悲しみ」、第43話「日曜日。ペリーヌは…」、第44話「いじわるな夫人」、第45話「ボスニアからの知らせ」、第46話「ビルフランの悲しみ」。 同じ屋敷に住みながら、自らが孫であることを告げられず苦悩するペリーヌ。終盤近くの繊細な心理描写はこのアニメーションの白眉であり、文学的香気が横溢する。
ペリーヌ物語(11) [DVD]
エクトル・アンリ・マロ
ペリーヌ物語、第38話「すてきなワンピース」、第39話「インドからきた手紙」、第40話「バロンの災難」、第41話「お城のような家」。
ドラマチックな展開で、作品世界にぐんぐん引き込まれる。後半の物語の力強さには、ただただ感服する。
ペリーヌ物語、第34話「忘れられない一日」、第35話「英語の手紙」、第36話「よろこびと不安」、第37話「おじいさんの大きな手」。
前半のゆったりとしたロード・ムービー風のペースから一転、マロクールの工場を舞台とした物語は、濃密な人間ドラマになっていく。このチェインジ・オブ・ペースが、通してみた者にとって、この物語を忘れ得ない作品として深く印象づける一因となっている。
リクツ抜きでここからはぐっと物語に引き込まれる。
ペリーヌ物語(9) [DVD]
エクトル・アンリ・マロ
ペリーヌ物語、第30話「自分の力で」、第31話「お客様を迎えて」、第32話「名前の秘密」、第33話「テオドールの財布」。
池のほとりの小屋で、必要なものを自分で作っていくペリーヌ。そのけなげさに涙する。
ペリーヌ物語(8) [DVD]
エクトル・アンリ・マロ
ペリーヌ物語、第26話「親切なルクリおばさん」、第27話「おじいさんの冷たい顔」、第28話「パンダボアヌ工場」、第29話「池のほとりの小屋」。
ペリーヌは祖父の経営する紡績工場にたどり着き、物語もいよいよ後半となる。目の見えぬ祖父に自分が孫であることを伝えられず、ペリーヌは祖父の工場で働くことを決意する。
池のほとりの小屋で自活をするペリーヌ。小屋周辺を描く美術の美しさに感動する。
ペリーヌ物語(7) [DVD]
エクトル・アンリ・マロ
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第8回は「秀吉という男」。
織田信長に謁見した官兵衛は、その口舌が気に入られ、名刀「圧切」を賜る。羽柴秀吉と出会い、長浜城に赴き語らう。
竹中直人は、大河ドラマ「秀吉」で同じ役を演じているだけに、ごく自然になりきっている。その軽い雰囲気と、岡田准一演じる官兵衛の落ち着いた居住まいが良い対比をなし、リラックスして見られる大河ドラマになっている。
軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
ペリーヌ物語、第22話「忘れられない人々」、第23話「ひとりぽっちの旅」、第24話「美しい虹」、第25話「パリカール!私のパリカール!」。 ペリーヌは祖父のいるマロクールへとひとり旅立つが、過酷な運命が待ち構えていた。一文無しになりながら歩くが、ついに倒れてしまう。
ペリーヌの最も悲惨な時期を描く回であり、アニメーションとはいえ無慈悲な人々に憤りを禁じ得ない。それだけ、旅を重ねてきた主人公に感情移入してしまう。スタッフが丁寧に創り続け、それをずっと見続けててきた作品だからこそ感じられる重みがある。
ペリーヌ物語、第18話「シモンじいさん」、第19話「パリの下町っ子」、第20話「パリカールとの別れ」、第21話「最後の言葉」。
パリに着いたペリーヌ母子であるが、母の病は重くなり、お金も底をつき、旅を共にしてきたロバをも売ることになる。
主人公の悲惨な境遇が続くが、パリの宿のキャラクターが温かみを与えてくれる。
声優、池田昌子の演技があまりに素晴らしい。
ペリーヌ物語、第14話「美しい国で」、第15話「フランス!フランス!」、第16話「おかあさんの決意」、第17話「パリの宿」。
第14話では、湖の町、ジュネーブの風景が美しく描かれる。
フランスにようやくたどり着く母子であるが、無理を続けたため、母は病気になってしまう。
なんといっても、原作が始まる第17話「パリの宿」には力が入っている。セーヌ川の青い色を見た瞬間、スタッフの意気込みが伝わってきた。
ペリーヌ物語、第10話「写真機どろぼう」、第11話「バロンがんばる」、第12話「たった二人の観客」、第13話「アルプス越え」。
ロード・ムービーのように、出会いと別れを重ねながら旅を続ける母と子。ミラノからアルプスへと、旅は困難の度合いを増していく。回を追うごとに背景も変化し、旅の気分を味わえる。ここで母子の体験を共有することが、後のドラマへの共感に繋がっていく。
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