オー!ファーザー
「オー!ファーザー」は、伊坂幸太郎の小説を原作とする映画。4人の父親をもつ高校生を主人公とするサスペンス・コメディ。
岡田将生を主役とし、忽那汐里、佐野史郎、柄本明などの俳優により彩られる。
藤井道人監督は、27歳の若さで脚本も手がけ、長編映画デビューを果たした。独特の色調やアングルも楽しめるポップな快作。
「オー!ファーザー」は、伊坂幸太郎の小説を原作とする映画。4人の父親をもつ高校生を主人公とするサスペンス・コメディ。
岡田将生を主役とし、忽那汐里、佐野史郎、柄本明などの俳優により彩られる。
藤井道人監督は、27歳の若さで脚本も手がけ、長編映画デビューを果たした。独特の色調やアングルも楽しめるポップな快作。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第30回は、「潰されざる者」。今川は武田の戦に向け、準備を国衆に命じる。井伊家も徳川との内通を隠しながら準備にあたる。しかし、今川は亡き寿桂尼の策略により、井伊を潰そうと図っていた。
徳政令を基に財政面から取り潰しを図るなど、戦国の諸相を経済面からも浮き上がらせている点も本作のポイント。
北海道、洞爺湖畔でのパン屋を舞台にした映画「しあわせのパン」。
原田知世と大泉洋演じる夫婦が営む、宿泊もできるパン屋「マーニ」に、様々な人々が訪れる。おいしそうなパンや旬の野菜をあしらった料理とともに、人間模様が静かに綴られる。
そのパンや料理のおいしそうなこと。見ているだけでほっこりとした気分になれる三島有紀子監督の名編。
ウォルト・ディズニー・プロダクションによる名作アニメ「101匹わんちゃん」。子どもが小さい頃、一緒に何度も見たが、練られた脚本と演出により何度見ても素晴らしい。
ダルメシアンの黒いブチを一匹一匹描き分けているとのことだが、その労力にも職人魂を感じる。敵役クルエラは伝説のアニメーター、マーク・デイビスが手がけており強く印象に残るキャラクターになっている。
1961年公開映画だが、今なおその魅力は色あせない。
「天国までの百マイル」は、浅田次郎の小説。事業に失敗し妻子とも別れたダメ中年が、重い心臓病を患った母親を直すためにポンコツ車で百マイルの道をひた走る。
構成はシンプルであるが、病身の老母をめぐって交わされる会話が人のありようを浮き彫りにする。感涙必至、浅田文学の真骨頂。
天国までの百マイル (講談社文庫)
浅田次郎
「エルガー チェロ協奏曲」「ヴィヴァルディ 四季より「春」」「サティ Je te veux」「ブラームス交響曲第3番第3楽章」など、平原綾香がクラシックの名曲を歌う「マイクラシック」の第3弾。
作曲者にも思いを馳せ、平原自身がヴァラエティに富んだ作詞をして歌う。自由闊達な歌いに円熟味が加わってきた。
軽やかにクラシックを楽しめるアルバム。
my Classics3
平原綾香
平原綾香が、クラシックの名曲をオリジナル歌詞で自在に歌うアルバム。どの曲も雰囲気が異なり、多彩な演出でメロディの魅力を伝える。
「くるみ割り人形」を基にした「ケロパック」には驚いたが、いかんなく本領が発揮されている。
クラシックのメロディを華やかなアレンジで楽しませてくれる心地良いアルバム。
my Classics2
平原綾香
手塚治虫の「鉄腕アトム」を原作とするCGアニメ「ATOM」。アメリカ・香港の製作による2009年公開の映画。
主人公は手塚版アトムとは異なり、上半身裸にはならずに服を着ている。空中都市を舞台とし、ロボットによって人間が恩恵を受け、いらなくなったロボットは地上に廃棄される社会での出来事を描いている。
原作との相違は多々あるが、テーマは大事にされ、手塚漫画へのリスペクトも感じられる。子どもと一緒に楽しめる作品。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第29回は、「女たちの挽歌」。徳川との内通を果たすため、前領主直親の妻しのを人質に出すことになる。一方、今川は武田に遠江の割譲を迫られる。
戦国の荒波にさらされ、力関係の狭間で翻弄される井伊家。しのの子、虎松にとって悲しくも今後の成長に欠かせない経験となったことであろう。それを自然と感じさせる脚本の力が今回も生きていた。
アルカイダの首謀者を追う女性CIA職員を軸に描いた映画「ゼロ・ダーク・サーティ」。テロリストと対峙する諜報組織や特殊部隊の映像は圧巻のリアリティ。
テロリストとの暗闘を迫真のストーリーで活写するサスペンス巨編。
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