イリュージョニスト
シルヴァン・ショメ監督による2010年のアニメーション映画「イリュージョニスト」。老手品師タチシェフは、場末の劇場などで古い手品を披露していた。ある離島の酒場で働く少女アリスは手品に魅せられ、タチシェフの後を追う。エディンバラの安宿で二人は生活し始めるが…。
背景が実に素晴らしい。人生の哀歓に満ちた、風情豊かなアニメーション。
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シルヴァン・ショメ監督による2010年のアニメーション映画「イリュージョニスト」。老手品師タチシェフは、場末の劇場などで古い手品を披露していた。ある離島の酒場で働く少女アリスは手品に魅せられ、タチシェフの後を追う。エディンバラの安宿で二人は生活し始めるが…。
背景が実に素晴らしい。人生の哀歓に満ちた、風情豊かなアニメーション。
原田知世初主演の角川映画。筒井康隆原作、1983年公開の大林宣彦監督作品。尾道の情景を生かしながら、明朗快活な少女をめぐる不思議な体験を描く。
原田知世がイノセントな魅力を全編にわたり放っている。エンディングのプロモーション・ビデオ的な映像も当時は新鮮であった。抑圧的な演技が解き放たれた昇華的な意味合いもあり、後味の良さをかもす。
様々な思い入れが交錯する、アイドル映画のエポック・メイキング的な作品。
「犬神家の一族」のテーマ曲「愛のバラード」に始まり、角川映画の音楽が収録された2枚組のCD。「人間の証明」「蘇る金狼」など初期作品のテーマ曲が懐かしい。
「セーラー服と機関銃」「時をかける少女」など、アイドル路線の音楽も印象に残るものが多い。
メディアミックスを推し進めた角川映画は、音楽にも抜群のセンスが発揮されている。
矢野顕子がピアノを弾き歌うアルバムのベスト盤。
なんて生き生きとした演奏なんだろう。自由闊達なピアノの音と軽やかな歌が舞い踊る。
柳家小三治による落語「付き馬」「二番煎じ」の2枚組CD。
「付き馬」は、勘定をちょろまかそうとする遊郭の客と、取り立てのため付きまとう若い衆とのやりとりで進む噺。小三治は軽妙に演じるが、終盤の早桶屋が登場する場面で俄然引き締まった演技になる。この空気の変化がたまらない。
「二番煎じ」は、火の用心の見回りをする町内の旦那衆を描く。小三治は、一人一人に個性を与え、味のある噺を作り上げている。名演で酒と鍋が恋しくなる。
名曲「One more time,One more chance」を含む山崎まさよしの3枚目のアルバム。グルーヴィーな曲からしっとりとした歌いまで、ヴァラエティに富んだ作品が収録されている。
ギターの演奏と歌が絶妙の音楽空間を生み出すアルバム。
サントリーウィスキーのCM音楽を集めたCD「琥珀色の時間」
オールドのCMで使われた「夜がくる」の口笛ヴァージョンから始まる。
ウィスキーをつぎ、からりと氷がグラスにあたる音、それに続き石川さゆりが歌う「ウィスキーが、お好きでしょ」
ゆったりと流れる時間をおもわせる。
朝、通勤途中に車で聴いたらすぐ家に戻りたくなった。夜の曲である。朝聴いてはいけないのである。
くつろぎのひとときを与えてくれるオトナのアルバム。
NHKの音楽番組「ムジカ・ピッコリーノ」のシーズン5で演奏された曲を集めたCD。
「学園天国」「天国と地獄」「ゴッドファーザー」「あんたがたどこさ」「ラブ・ストーリーは突然に」「スリラー」「テイクファイブ」「威風堂々」など、扱う音楽の多彩さには驚く。演奏もアンサンブルの楽しさに溢れている。
「恋のバカンス」「真夜中のギター」「四つのお願い」「別れの朝」「涙くんさよなら」
1969年「夜明けのスキャット」での鮮烈なデビューから45年、2014年に由紀さおりがセレクトした歌唱を集めたCD。
どれもしみじみ良い曲だと感じさせてくれる。やすらぎのひとときを与えてくれるアルバム。
大野雄二作曲「ルパン三世のテーマ」のアレンジが多数収録されたアルバム。どんなにアレンジしても楽しさと高揚感があるのは、名曲の証し。
ひたすらルパン、何度もルパン、徹頭徹尾ルパン。
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