バケモノの子
「あいつのは親も師匠もいない。あいつは自分一人で強くなった。強くなってしまったんだ。それがあいつの才能であり不幸だ。」
「意味は自分で見つけろってこと?」
「そう…。一理あると思ってな。」
細田守監督長編アニメーション「バケモノの子」。身寄りをなくした少年蓮は、渋谷の裏通りを彷徨ううちにバケモノの世界「渋天街」に迷いこむ。そこで、乱暴な武術家、熊徹と出会い、成り行きでその弟子となる。
テンポよく進むアニメーションと、美しい背景、明るさのある絵柄、そして、深みのあるキャラクター、含蓄のある台詞。どれもが愛おしく感じる。
やはり日本のアニメーションは楽しい。
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