Fukushima 50

 東日本大震災が発生し、危機にさらされた福島第一原発内の人々を描く映画「Fukushima 50」。
 未曾有の原発事故の最前線で奮闘する人々を、圧巻のリアリティで描いた作品。

Fukushima 50

父と暮せば

 そのときのわたしは、「これら切ない言葉よ、世界中にひろがれ」と何百回となく呟きながら書いていました。

 原爆投下から3年後の広島、娘と父二人の会話による戯曲。図書館に勤めながら慎ましく暮らす美津江は、話相手の父から恋愛などについていろいろと助言を受けるが、素直になれないわだかまりをもっていた。
 井上ひさしの紡ぐ二人芝居は基本的にユーモラスでありながら、切々と胸に迫ってくる。被爆された方々の言葉の重みが凝縮されているからであろう。
 

父と暮せば (新潮文庫)

弁護人

 「弁護人」は、2013年公開の韓国映画。軍事政権下の韓国で起きた釜林事件を題材としている。主役は、故・盧武鉉大統領の弁護士時代がモデルになっている。
 主役を演じるソン・ガンホは、当初その素材の負担ゆえに出演を断ったようだが、脚本の魅力が忘れられず、出演に応じることになる。
 史実の重みと俳優の熱演に裏打ちされた映画。

弁護人(字幕版)

AI崩壊

 医療システムなどが人工知能に依存する社会を舞台にした映画「AI崩壊」。大沢たかお主演、入江悠監督の2020年公開作品。
 人工知能が発達した社会はよく描けている。しかし、後半は「逃亡者」や「君よ憤怒の河を渉れ」などの昔のサスペンス映画を思わせる展開。
 意外とお気楽に見られる映画。

AI崩壊

道は開ける

 「悩み」を克服する方法を具体的に述べたロング・セラー。たいへん分かりやすく書かれているが、背景には豊富な経験と人脈があり、哲学や科学の知見に裏打ちされている。
 その説得力のある文章にふれるだけでも価値があるだろう。悩みを抱く人だけでなく、より良く生きることを見据えたい人にもすすめられる名著。

道は開ける

レヴェナント

 アメリカの西部開拓時代、熊に襲われながらも、奇跡的に生還をはたしたヒュー・グラスを描いた映画「レヴェナント」。
 重傷を負い置き去りにされたグラスは、付き添わずに逃げた人物に復讐を誓う。
 厳寒の地における美しい映像と苛烈な展開で見るものを惹きつける。レオナルド・ディカプリオの迫真の演技に圧倒されるサヴァイヴァル映画。

レヴェナント:蘇えりし者 [Blu-ray]

J.エドガー

 FBI長官、エドガー・フーヴァーの生涯に基づいた映画。クリント・イーストウッド監督による、2011年の作品。レオナルド・ディカプリオの演技が見事。
 アメリカの現代史をなぞりながら、フーヴァーのキャラクターとFBIの組織が構築される過程を多面的に描いている。

J.エドガー (字幕版)

ブラッド・ダイヤモンド

 アフリカのシエラレオネを舞台に、紛争の資金調達のため不法に取引されるダイアモンドをモチーフにした映画。
 反政府武装勢力に村を襲われ、組織に捕まった漁師ソロモンは、強制労働の最中に大粒のダイアモンドを発見し、埋めて隠す。ソロモンが隠したダイヤの存在を知ったアーチャーは、ダイヤを手に入れるべく共に動き出す。
 シエラレオネの内戦を基にしたサスペンス。アフリカの自然の描写がたいへん美しく、重い内容の中で救いを与えてくれる。

ブラッド・ダイヤモンド (字幕版)

アビエイター

 飛行機と映画に情熱を傾ける実業家、ハワード・ヒューズの生き様を描く映画「アビエイター」。チャレンジングでかつ神経質な人物を、レオナルド・ディカプリオが演じる。ヒューズと恋に落ちる女優キャサリン・ヘップバーンをケイト・ブランシェットが鮮やかに表現する。
 映画にかけるヒューズの情熱にあおられるかのように、この映画も惜しみなく労力が払われている。
 アカデミー賞5部門受賞に輝く大作。

アビエイター(字幕版)

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

 パイロット、医師、弁護士などになりすます若き天才詐欺師と、それを追うFBI捜査官を描いた映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。2002年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。
  レオナルド・ディカプリオが家庭内の不和から詐欺師になっていく繊細かつ大胆な主人公を演じる。追う側のトム・ハンクスは非情一徹な捜査官というより、温かみが感じられる役柄。犯罪を扱っているが人間味あふれる映画となっている。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (字幕版)

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