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江崎昌子 ショパン:ワルツ全集

 ピアノの詩人といわれるショパンの曲の中でも、ワルツはことにその感がある。初期の大規模でヴィルトオーゾな曲が、徐々に内省的な趣きとなっていく変化も、人生の移ろいを思わせるようで惹かれる要素の一つである。
 江崎昌子の演奏するピアノも、繊細な表現で一曲一曲の特質を浮き上がらせ、詩が織りなされるようなアルバムになっている。

ショパン:ワルツ全集

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