JavaScript「超」入門
豊富な具体例で学べるJavaScript入門書。「Web上でこんなことをしてみたい」という部分から入る動機付けがよい。
オールカラーで図も多く、見やすく分かりやすいレイアウトも好感が持てる。
自ら試行錯誤をして身につけるための最初のステップを与えてくれる良書。
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自ら試行錯誤をして身につけるための最初のステップを与えてくれる良書。
「低レ研」-人間の尊厳に対する真摯な挑戦!
書名とサブタイトルから、何が書いてあるのかまるで想像できないこの本は、1993年に雑誌アスキーに連載され、多くの人に影響を与えた(らしい)エッセイである。そうそう、タイトルは「低レベルソフトウェア研究所」の略である。で、だいたい本の内容はわかっただろうか?
このエッセイが連載されていた当時は、まだウィンドウズもなく、それだけに、パソコンの発達にまだワクワクできる時代だった。個人が開設するBBS、パソコン通信が華やかなりし頃で、ソフトウェア以上にパソコンのハードウェアに関心を持つ人も多かった。そんな背景で書かれいるが、今読んでも実に楽しめる。
個人的には、「追及!パソコンライター達の午後」が気に入っている。そば屋の評価をライターがする話だが、ほんとに腹を抱えて笑った。
作者の丹羽信夫さんは、パソコンの本を数多く著しており、今でも膨大な量の情報発信をしている。
1995年以前のパソコン事情を見てきた人には、手に入れば、是非読んでいただきたい本である。あの時代の熱気と楽しさがよみがえってくるだろう。
低レ研―人間の尊厳に対する真摯な挑戦!
丹羽 信夫
アメリカ政府による個人情報収集の手口を告発し、世界に衝撃を与えたスノーデン事件を描いた映画「スノーデン」。巨匠オリバー・ストーン監督による、2016年の作品。
アメリカ国家安全保障局(NSA)、中央情報局(CIA)の元局員であったエドワード・スノーデンは、政府の機密を握りながら、その手法に疑問をもち、マスコミに暴露する決心をする。
国家が個人のプライバシーを把握する手口を赤裸々に描く。その迫真の映像は圧巻。国家の機密情報に立ち向かう、勇気ある映画。
さそうあきらのコミック「マエストロ」を原作とする小林聖太郎監督の映画「マエストロ!」。頑固で横柄な指揮者を西田敏行が演じる。ヴァイオリン奏者に松坂桃李、フルート奏者に映画初出演となるmiwaを起用。楽団の人間模様を細やかに描く感動作。
「グリーン・デスティニー」は、2000年公開の映画。ワイヤー・アクションを多用し、その流れるような動きが見どころのひとつであるが、普通に映画としての魅力を持っている。
背景も含め映像美が素晴らしい。タン・ドゥンの音楽も物語に奥行きを与えている。第73回アカデミー賞における外国語映画賞、作曲賞など4部門受賞作品。
アニメ「ワカコの酒」では、沢城みゆきが酒場の料理を満喫するOL役を好演。地味な演技で美味を表現するのは、豊富なキャリアに裏打ちされた匠の技。
1話2分という短さだが、その潔さが逆に余韻を残す。
料理の描写は本当にうまそうで、無性につまみつつ飲みたくなる。
人工知能と人間との対峙を描く映画「エクス・マキナ」。2015年公開のアレックス・ガーランド監督作品。
検索エンジンの企業に勤める青年が社長の別荘に招かれ、完全な言語能力を持つロボットと出会うことになる。
人間のAIロボットに対する心理を軸としながら、独特の映像でサスペンス溢れる展開がなされる。シンプルであるがゆえに、見る者を巧みに惹き付ける。
アカデミー賞視覚効果賞受賞作品。
対話型ロボット、自動運転、医療診断など、人工知能のトピックスが随分とニュース等を賑わせている。囲碁や将棋で人間に勝つなど、フレームの決まった問題に対して、人工知能は人間の能力を超える力を発揮している。
ネット上の情報を収集・分析するビッグ・データ解析の性能も恐るべき勢いで向上している。人工知能は今後、産業・社会に大きな影響を与えていくことは間違いない。発展する人工知能はどこに向かおうとしているのか。人類に脅威を与える存在になりうるのだろうか。
本書は、人工知能研究の歴史と今を語り、今後の方向と可能性を記している。人工知能研究者によって著された本であり、特徴表現学習、ディープラーニングについては詳細に書かれている。
人工知能研究の「知の格闘」の軌跡が興味深い。冬の時代を生き抜いた研究者の不屈の精神も感じられる。また、人工知能の方向についても冷静に分析され、見通しを持つことができる。丁寧な記述からは、人工知能について分かりやすく伝えたいという思いがひしひしと感じられる。
人工知能の過去・現在とこれからの展望を示した良書。
情報共有ツール、NetCommons。国立情報学研究所が開発した無料ツールである。
職場では、これを用いてグループウェアを構築し、職員の朝会での連絡を集約したり、予定を一覧できるようにしている。また、ホームページに掲載する素材も「日誌」に記載してもらい、係がWebにアップロードする形にしている。
本書は、ホームページづくりをまかされた若手職員が、実際にWebサイトを作る事例を通して、NetCommonsの基本的な扱い方を示している入門書。Web作成上の留意点も記述され、参考になる点が多い。
活用次第で情報共有の様々な基盤が作れるNetCommonsの公式マニュアル。
「世界で自分のことをいちばん理解しているのは、家族でも恋人でもなく、そして自分自身でもなく、実はグーグルであることがよくわかる。」
世界の情報をのみこみ、成長をし続けるGoogleのビジネスを分かりやすく示した書。
Googleの正体 (マイコミ新書)
牧野 武文
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