MAGI 天正遣欧少年使節 8

 「MAGI 天正遣欧少年使節」第8話は「物乞いの子 -ローマ篇-」。ヴァチカンを目前にするが、少年たちの身分に疑念が生じ木賃宿で足止めとなる。一方、利休を死罪にし、高山右近を放逐した秀吉は、宣教師に自らの胸の内を語り、キリシタンへの憤懣をあらわにする。
 常に冷徹に周囲を見る伊藤マンショが自らの過去を語る。愛と残酷さ。キリスト教のもつ二つの側面を多層的に描きだす回。

EPISODE 8 物乞いの子 -ローマ篇-

MAGI 天正遣欧少年使節 7

 「MAGI 天正遣欧少年使節」第7話は「ユダは誰だ -フィレンツェ篇-」。少年たちは、メディチ家のトスカーナ大公に謁見する。その後、ローマに向かうが、途中で足止めとなる。
 各地をめぐる少年たちを通し、当時のヨーロッパの文化を描いていく。伝統に裏打ちされた色彩美豊かな映像が見事。

EPISODE 7 ユダは誰だ -フィレンツェ篇-

MAGI 天正遣欧少年使節 6

 「MAGI 天正遣欧少年使節」第6話は「僕のために死ぬのか -フィレンツェ篇-」
 ジュリアンが高熱で倒れ、残りの少年たちは東方からの三賢人としてMAGIという歓声のうちに迎えられる。
 陰影のある映像で、ルネサンスの花を咲かせるフィレンツェの影の姿をも描く。科学と宗教との対立にもふれ、物語に奥行きを与えている。

EPISODE 6 僕のために死ぬのか -フィレンツェ篇-

MAGI 天正遣欧少年使節 5

 「MAGI 天正遣欧少年使節」第5話は「歓声と憎しみの矢 -マドリッド篇-」。
 フェリペ二世と信長の意をうけて向き合うマンショ。秀吉と利休の対面も短いが印象的。
 人と人との対峙の内に多くを描き出す卓越した脚本にうならされる回。

EPISODE 5 歓声と憎しみの矢 -マドリッド篇-

MAGI 天正遣欧少年使節 4

 「MAGI 天正遣欧少年使節」第4話は「太陽の沈まぬ国 -リスボン篇-」。喜望峰をめぐり、少年たちはついにヨーロッパの地に到達する。リスボンの大司教に拝謁するが、東洋からの民には侮蔑的な目が向けられる。続いて、一行はフェリペ二世に謁見する。
 ヨーロッパの重厚な建築物の中で行われる欧州2要人との会見は極めて興味深い。
 歴史的交流の場面を描く濃密な回。 

EPISODE 4 太陽の沈まぬ国 -リスボン篇-

MAGI 天正遣欧少年使節 3

 「MAGI 天正遣欧少年使節」第3話は「煉獄のはじまり -ゴア篇-」。少年たちは、ゴアに着く。それまで主導していた宣教師がゴアにとどまることになり、他の宣教師が付き添うことになる。
 早くも前途の雲行きが怪しくなる展開。重厚な映像の内に、少年たちの不安ととまどいを描く回。

EPISODE 3 煉獄のはじまり -ゴア篇-

MAGI 天正遣欧少年使節 2

 「MAGI 天正遣欧少年使節」第2話は「東の果ての王 - 京都篇 -」。
 宣教師と4人の少年たちは、京都で信長に謁見し、日本から使節であるお墨付きを得る。
 悠揚とした信長を吉川晃司が好演している。少年たちとの謁見シーンや台詞が印象に残る。  

EPISODE 2 東の果ての王 - 京都篇 -

MAGI 天正遣欧少年使節 1

 戦国時代、日本から初めてヨーロッパに公式派遣された若者たちを描く歴史ドラマ「MAGI 天正遣欧少年使節」。
 第1話は「選ばれしものたち - 長崎篇 -」。ヴァチカンへの派遣を画策する宣教師と、それぞれ事情をもつ少年たちとの出会いを描く。
 16世紀末の日本とヨーロッパを舞台に描く骨太の歴史大作。

EPISODE 1 選ばれしものたち - 長崎篇 -

クライマーズ・ハイ

 1985年8月12日- この日、群馬県立万場高等学校で、就職希望者を対象にパソコン講座が開かれた。当時、まだ学校にコンピュータはそれほど普及しておらず、山懐に抱かれた普通科の高校で、生徒ひとりひとりがコンピュータに触れる機会はなかった。そこで、主に事務系を希望する3年生の生徒さんにコンピュータを体験させたいという思いで、企業からパソコンを借りて、6日間の日程で実習を行った。

 講座初日のこの日、自作したテキストに沿って生徒が夢中で取り組んでいる姿を見て、いい滑り出しになったことにたいへん気分を良くした。近くの教員宿舎に帰り、お酒を飲んでいると、サイレンの音やヘリコプターの飛ぶ音がやけに響き始めた。当時、教員となって1年目でテレビはおろかラジオすらもっていなかった。

 翌日、パソコン講座の会場にいくと、上野村からきている女子生徒さんたちが、昨日はたいへんだったねなどと話していた。「何がたいへんだったの?」と聞くと、「先生知らないの?昨日は飛行機が近くに落ちたので、お父さんたちもみんな山に行ったんだよ。」あわてて新聞を見て、墜落した航空機が524人を乗せていたことを知った。宿直室のテレビをつけると、一面緑の山中にできた傷痕、木々がなぎ倒され茶色い土と焦げた地面が見え、白煙のあがる墜落現場-御巣鷹の尾根が映しだされていた。

 この事故を新聞記者の立場で描いた「クライマーズ・ハイ」は、当時の世相や地元の様子を盛り込んでいることもあり、たいへん興味を持って読み進むことができた。

 新聞記事をめぐり、社内の確執が大小様々な形で起こる。しかも、新聞には「締切り」という、決断を下す刻限が毎日ある。そのため、独特の緊迫感を持った展開になっている。

 群馬県は、県境の半分が屹立した山である。自分にとって、山は身近なものであると同時に、憧れと安心、また時に畏怖の念を抱かせてくれ、乗り越えるべき対象の存在を象徴していた。クライマーズ・ハイは、そんな心象としての山も描かれており、救いのある読後感であった。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

赤塚不二夫生誕80周年CD! これでいいのだーっ!!

 「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「もーれつア太郎」「天才バカボン」
 赤塚不二夫原作の漫画は何度もテレビアニメシリーズになっている。それぞれ時代のテイストを加えながら、キャラクターも微妙に変化している。しかし、赤塚漫画の本質である、価値観やルールにしばられない主人公たちの自由な生き方はどれも根底にもっている。そのギャグの普遍性ゆえに、時代を超えて赤塚作品が映像化されているのであろう。
 テレビアニメの音楽も、実に明るく楽しい。1966年の「おそ松くん」のオープニングからして、新鮮な躍動感がある。作詞は赤塚不二夫、作曲は渡辺浦人。群馬県立中央高等学校、現在の中央中等教育学校の校歌の作曲者でもある。
 そのご長男、渡辺岳夫はドラマやアニメの音楽に多大な足跡を残しており、「天才バカボン」の音楽も手がけている。天才バカボンのテーマ曲、それに続く「元祖天才バカボン」の「タリラリランのコニャニャチワ」「パパはやっぱりすばらしい」「元祖天才バカボンの春」などは氏の作曲である。
 1969年に放送開始されたアニメ「ひみつのアッコちゃん」のオープニングテーマは、小林亜星が作曲している。名曲ゆえに、1988年の第2作、1998年の第3作でもオープニングに用いられている。
 2015年に発売された赤塚不二夫生誕80周年CDでは、赤塚アニメを彩る音楽が一堂に集められ、あらためて作品の魅力を感じさせてくれる。自由闊達な赤塚ギャグを彷彿させる音楽は全肯定、「これでいいのだ」

赤塚不二夫生誕80周年CD! これでいいのだーっ!!

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