小さなバイキング ビッケ
ONE PIECE の尾田栄一郎氏は、アニメーション「小さなバイキング ビッケ」の仲間が楽しそうで、海賊の漫画を書こうというきっかけになったとコミックのコラムの中で言っている。
確かに、「ビッケ」は、楽しいアニメだった。略奪を生業とするバイキングは恐ろしいはずなのだが、なぜかほのぼのとした話になっていた。だいたい、バイキングの面々が皆間抜けな感じで、唯一、族長の子供だが体つきの弱々しいビッケが頭が良い。毎回、このビッケが一休さんのように知恵で問題を乗り越えるストーリーだった。
子供がなじみやすい柔らかい色調だが、北欧の雰囲気が良く出ていた。結構、職人芸気質のアニメではないか。
小さなバイキング ビッケ(1)
栗葉子 ルーネル・ヨンソン
コメント