割り算
今、小学校2年生の息子に4年生の算数ドリルをさせている。やはり、4年生の算数は、小学校での大きなポイントとなる。
特に、「2桁で割る割り算」が大きな意味を持っている。筆算の過程で足し算、引き算、掛け算と、今まで習った全ての計算を使う。889÷28 の筆算を例にとると、まず 88÷28 を考えるのだが、ここで、8÷2の経験から、4を立てて進めると引き算が出来なくなるので、3を立てる。28×3=84 を88から引いた4の横に、889の9をおろし、49÷28を行う。このように、「立てる→掛ける→引く→おろす」という、いままでより複雑な手順を踏むことと、機械的に答えるのみでなく試行錯誤が必要となることが、同時に出てくる場面である。ここを乗り越えることで、総合的な計算力が身につくと共に、自信を持つことができる。逆に、ここでつまずく可能性も大いにあるのだ。
他にも、このドリルでは、100マス計算、商と余りの計算(1ページに50問)、3桁×3桁の計算、4桁÷2桁の割り算、小数の計算、何兆何億という大きな数の扱いなど、多彩な内容がある。本当にやり甲斐のあるドリルだが、なんとかゴールが見えたところだ。
新課程学力ドリル計算 (小学4年生)
前田 昌彦
コメント