追跡 ムソルグスキー 「展覧会の絵」
ムソルグスキーは、友人の建築家・画家のハルトマン(ガルトマン)の遺作展の絵からイマジネーションを受け、「展覧会の絵」を作曲したと言われている。では、それぞれの音楽の基になったのは、どのような絵であったろうか。
それらの絵を、団伊玖磨氏がNHK取材班とともに探し求めたNHKスペシャル「革命に消えた絵画」をまとめた本が「追跡 ムソルグスキー『展覧会の絵』」 である。ムソルグスキーの交友や作曲された当時の時代背景をもとに、名曲「展覧会の絵」のルーツに迫っていく。
ハルトマンの味わいのある絵や、ロシアの美しい写真とともにロシアの芸術家の足跡をたどる素敵な本。
現在、絶版のようだが、休八さんのサイト「『展覧会の絵』の展覧会」で復刊希望を募っている。
追跡 ムソルグスキー『展覧会の絵』
団 伊玖磨 NHK取材班
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