公権力横領捜査官 中坊林太郎
「北斗の拳」の作者、原哲夫による社会派漫画「公権力横領捜査官 中坊林太郎」は、不正融資渦巻く巨大銀行を舞台に、その内情を赤裸々かつコテコテに描いた、痛快無比なコミック。
不良債権処理が急がれた1998年から2000年に連載された。超法規的と称して、主人公は暴力から爆破までなんでもやってのける。ムチャクチャな解決ではあるが、銀行の抱える問題をデフォルメしつつも的確に提示している。絵もストーリーも堂にいっており、楽しめた。
公権力横領捜査官・中坊林太郎 1 原 哲夫 |
公権力横領捜査官・中坊林太郎 2 原 哲夫 |
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