ロメオとジュリエット
アバド指揮、ベルリン・フィル演奏のプロコフィエフ「ロメオとジュリエット」を聴く。バレー音楽と三つの組曲版の双方からアバドが選曲し、組曲版にストーリー性を加味した形にまとめたもの。
最初の曲「モンタギュー家とキャピュレット家」は、「のだめカンタービレ」で、竹中直人演じるシュトレーゼマンが登場するシーンで使われている。また、ナンバー・ポータビリティ制度のスタートでソフトバンクが盛んに宣伝している「予想外割」のコマーシャルでも用いられた。印象に残る管弦楽で、ここぞというときによく利用される曲だ。
ベルリンフィルの明るい音色と精妙なアンサンブルで、プロコフィエフの管弦楽の魅力を伝える好演。
プロコフィエフ/ロメオとジュリエット
アバド(クラウディオ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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