風林火山 30~34
大河ドラマ「風林火山」の第30回~第33回では、越後に潜入した山本勘助を描いていた。勘助と、いずれ川中島で対決する上杉謙信およびその軍師宇佐美定満を対面させておきたいという脚本家の思いで作られた回。それにしても、ボロボロの僧服で不敵な面構えの勘助(内野聖陽)、包容力のあるオーラを放つ宇佐美定満(緒形拳)、宇宙人のような長尾景虎(Gackt:ガクト)、この三人が一緒にいると、すごく濃い画面になる。不思議な緊迫感の漂う回であった。
第33回は、真田幸隆(佐々木蔵之介)を中心としたエピソード。家族、部下、領民を思い、真田の郷を愛する幸隆の一途な姿は、このドラマに爽やかさをもたらしている。
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