« 篤姫 1 | メイン | ブラスの祭典 »

圓生 質屋庫 弥次郎

 「質屋庫」は、怨念うずまく質屋の庫に出る幽霊の話。質屋の旦那と熊とのやりとりが楽しい。質屋の旦那というとケチだという印象があるが、この旦那は、が盗みを働いたことをそれほど咎め立てず、寛やかさが感じられる。オチもなかなか高尚。
 「弥次郎」は、次々と繰り出されるほら話と聴き手のご隠居のつっこみでテンポよく進む。このテンポに圓生の芸の粋を感じる。

六代目 三遊亭圓生(14)質屋倉/弥次郎
三遊亭圓生(六代目)B000LE1K9U

コメント

コメントを投稿

アクセスランキング

Ajax Amazon

  • Amazon.co.jpアソシエイト
  • UserLocal
  • Ajax Amazon
    with Ajax Amazon