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浅間牧場 鬼押出し

Asama01  快晴の日、家族で北軽井沢に行く。高崎方面から倉渕を抜け、二度上峠を越えると、眼前に裾野を長く伸ばした浅間山が広がる。山合いのくねくねとした道から、突然雄大な光景が現れ、感動する。
 峠から北軽井沢の交差点の間に、浅間大滝に向かう枝道がある。駐車場から10分ほど歩くと、高さ10mほどの滝がある。かなり近くまで行くことができ、滝の迫力と、周りの冷んやりとした空気を味わうことができる。

Asama02   浅間牧場茶屋に車を停め、浅間牧場の敷地内を通り、ハイキングをする。広大な牧草地の周りには、浅間山や元白根山などが連なる。1時間ほど歩き、目標としていた小高い丘のような天丸山に登り、眺望を楽しみながら、おにぎりなどを食べる。手軽なコースだが、標高は1348mの地点で、澄んだ空気の中に360度のパノラマが広がり子どもたちも満足した。

Asama03  浅間牧場茶屋に戻り、喉を心地よく潤すジョッキミルクを飲み、濃厚なソフトクリームを食べる。
 車で10分ほどで、鬼押出し園に着く。天明3年(1783年)の浅間山噴火によって吹き上げられた岩石や溶岩によって作られた景観が広がる。園内にはコースが幾つかあるが、一番長いコースは、歩いて1時間以上かかる。

Asama04  奇岩の間を歩くと、噴火のすさまじさが実感できる。この溶岩を運んだ噴火から200年以上を経て、岩の間には多くの植物が生え、中には岩から根をはる松もあり、自然の生命力が感じられる。
 北方を眺む見晴らし台からは、殺伐とした瓦礫の向こうに、なだらかな裾野が広がる山々と緑豊かな高原が広がる。そのコントラスト鮮やかな景観は、強烈な印象を残した。
 火山博物館を見学し、浅間山の地質、鬼押出しを作った天明大噴火、浅間一帯の植生などをおさらいし、帰路についた。 

鬼押出し園   浅間火山博物館

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