赤塚不二夫氏逝去
「天才バカボン」「もーれつア太郎」「おそ松くん」など、数々のギャグマンガを世に送り出した赤塚不二夫氏が、肺炎のため8月2日午後4時55分に逝去した。
世の全てを「これでいいのだ」と肯定し、突き抜けた笑いで元気を与えてくれた。
小学校に上がる前に、叔父からもらった年賀状にニャロメが書いてあった。自分もノートにニャロメ、ケムンパス、ベシなどを真似てかいた。それが、小学生の時にマンガを書くきっかけとなった。絵は全くうまくならなかったが、拙いながらマンガを書くことでストーリーを作る喜びを教えてくれた。その気持ちは、今の仕事に繋がっているように思う。
赤塚不二夫氏のマンガでは、日常の喜怒哀楽が、からりとした笑いに昇華されていく。その懐の深さに、癒されることも多かった。できそうでなかなかできない偉業を残された。
ご冥福をお祈りいたします。
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