BOSS JAZZ
「地下室のメロディ」「シャレード」「ラウンド・ミッドナイト」など、缶コーヒー「BOSS」のTVCMで使われたジャズを集めたCD。クールでスリリングな曲は、ハードボイルドな味わいを持ったブラック・コーヒーによく合う。
BOSS JAZZ
エミール・デオダート CMソング
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「地下室のメロディ」「シャレード」「ラウンド・ミッドナイト」など、缶コーヒー「BOSS」のTVCMで使われたジャズを集めたCD。クールでスリリングな曲は、ハードボイルドな味わいを持ったブラック・コーヒーによく合う。
BOSS JAZZ
エミール・デオダート CMソング
「恋人がサンタクロース」「ホワイト・クリスマス」など、クリスマス・ソングをトランス・ミュージックにアレンジしたアルバム。ジョディ・ワトリーなど実力派ヴァーカリストが歌い、ポップでクールなクリスマス・ミュージック集となっている。 「戦場のメリークリスマス」「アヴェ・マリア」などは、元曲が随分違うところにトランスしてしまった感じがある。
サイバートランス・プレゼンツ・クリスマス・トランス
サイバーX feat.ジョディ・ワトリー
圓生の語りのテンポと間合いはにはほんとに感心する。お茶をすすって一呼吸おいてから話し出すなど、できそうでできない。なにより、「お藤松五郎」に見られるような、緊迫感がすごい。
百席(7)帯久/お藤松五郎
三遊亭円生
井上靖が、長編小説「孔子」を完成後に行った講演のCDを聴く。平易な言葉で、孔子の生涯やその思想の一端を、暖かみのある言葉で語っている。また、構想20年、孔子の実像に迫ろうとする熱意と、小説に書きたい思いが伝わってくる。
この講演を行ったときの年齢が82歳と知り、たいへん驚く。食道を取る手術をした後でも、中国の地に長旅をし、孔子の思想を少しでも理解しようとする姿勢に心打たれる。
NHKスペシャル・ドラマ「坂の上の雲」第2回では、松山出身の秋山好古、真之、正岡子規。3名がそれぞれの道を歩み出す姿を描く。
好古が入学する陸軍大学校における、ドイツ陸軍の参謀将校メッケル少佐とのやりとりと、旧松山藩主久松家の若殿に従ってフランスに留学するよう家令から頼まれるシーンが素晴しかった。緊迫感と潔さが見事に表現されていた。明治のおおらかさを含んだ気風の中、自らの役割をつかみ取っていこうとする真剣な若者の姿がまぶしく印象に残る回であった。
「ルイスと未来泥棒」は、未来に旅行する発明大好き少年を描いたディズニー・アニメ。
孤児院の玄関に置かれ、母と別れた少年が母親の記憶を探すというやや重い設定ながら、未来の明るい描写がそれと対比をなす。おもちゃ箱をひっくりかえしたような奔放なイメージに溢れているが、ストーリは緻密に練られ、SFドラマとしてもたいへん良くできている。
家族皆で楽しめ、思いを共有できる素晴しいアニメーション。
国木田独歩の「武蔵野」「牛肉と馬鈴薯」を久米明が朗読したCDを聴く。「武蔵野」の詩情に満ちた自然描写を、快い韻律のうちに聴き、落ち着いた心持ちになる。「牛肉と馬鈴薯」の、とめどない話の中に理想と現実の相克を露わにする表現からは、明治の知識人が抱く純度の高い苦悩を感じる。
イギリス古典ホラーの傑作「猿の手」を、無名塾の松崎謙二の朗読、榊原大の音楽で構成されたCDを聴く。忍び寄る恐怖が、巧みなセンテンスの中で語られる。榊原大の音楽も、最小限に抑えた箇所で用いられ、効果を上げている。
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