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ルイサダ・プレイズ・ベートーヴェン

 ルイサダのピアノによる初のベートーヴェン・アルバム。ピアノ協奏曲第4番は、ミッコ・フランク指揮、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団との演奏。管弦楽の色合いと繊細なピアノの表現がよくなじみ、華やぎをもった演奏になっている。ピアノ・ソナタ30番、第8番も、独特のたおやかさがある。

ルイサダ・プレイズ・ベートーヴェン
ルイサダ(ジャン=マルク)
B000I2K7EY

フィール・ピアノ

 「エナジー・フロー」「Forbidden Love」「別れの曲」「ナウシカ組曲」など、癒しの気があふれるピアノ曲を集めたCD。やすらぎを演出するBGMとしても好適。
 武部聡志が奏でる「少年時代」がことにいい。

フィール・ピアノ
中川俊郎 オムニバス
B000ACZX6O

テンション上げまショー

 山本リンダ「どうにもとまらない」、西城秀樹「YOUNG MAN 」、爆風スランプ「Runner」、アン・ルイス「六本木心中」など、勢いのある18曲を集めたオムニバスCD。
 最後の「ロッキーのテーマ」が素晴らしく、何度も聴いた。朝のフィラデルフィアを走るロッキーの姿が感動と共に浮かびあがり、高揚感を覚える。   

テンション上げまショー
井上堯之バンド オムニバス TOM★CAT シブがき隊 米米CLUB プリンセス・プリンセス レベッカ ミー アリス 山本リンダ
B0007WZX6W

JAZZで聴く シューベルト

 「軍隊行進曲」「アヴェ・マリア」「野ばら」など、シューベルトの名曲をジャズにアレンジしたCD。軽快なジャズのフレーズで、原曲のメロディの美しさがふわりと浮き上がり心地よい。「鱒」などは、ジャズのために作られたのではないかと思うほど。

JAZZで聴く シューベルト
トーマス・ハーデン・トリオ
B000OCZBI0

ヤマハ ポータトーン PSR-E323

 ヤマハの鍵盤楽器、ポータトーン PSR-E323 を次男の誕生日プレゼントとして買う。
 鍵盤をたたく強さで音の強弱が表現できるタッチレスポンス機能、録音機能がついた電子楽器。鍵盤数61で見た目は大きいが、意外と軽い。108種類の音色のほか、361XGlite、13ドラムキットと豊富な音源を内蔵している。伴奏スタイルも106あり、手軽にコード伴奏付きの演奏ができる。キーボード演奏の基礎を学ぶためのソングブックも付属している。
 音楽に親しむ要素がいっぱいつまったキーボード。

ヤマハ ポータトーン PSR-E323
B0029Q9J96

龍馬伝 36

 龍馬伝第36回は、クライマックスのひとつ「寺田屋騒動」。寺田屋の狭い空間を生かした龍馬と三吉慎蔵の大立ち回りは見応えがあった。真木よう子の一途さは、画面を引き締めるほどの力があった。
 それ以前の、龍馬と岩崎弥太郎との久しぶりの邂逅も印象に残る。別れ際の香川照之のすさまじい表情が異彩を放っていた。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

ケント・ナガノ ブルックナー交響曲第4番

 ケント・ナガノ指揮、バイエルン国立管弦楽団によるブルックナー交響曲第4番(第1稿)のCDを聴く。洗練された響き、自然な音楽の流れで、ゆったりとした時の移り変わり、宇宙の息吹を感じる、広やかな音楽。

ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1874年第1稿)
ナガノ(ケント)
B001TMEDUG

夢~フルートとギターのための作品集~

 フルートの工藤重典、ギターの福田進一。それぞれの楽器で日本を代表するアーティストのデュオ。表題のドビュッシーの「夢」を始め、プーランクの「常動曲」、 ピアソラ「タンゴの歴史」、バルトーク「ルーマニア民族舞曲」など、色彩感があり、繊細なニュアンスとエスプリに溢れた演奏が繰り広げられる。

夢~フルートとギターのための作品集~
サン=サーンス 福田進一 工藤重典
B002LC20FI

圓生 三十石 二十四孝

 「三十石」は、京の伏見の船宿から、大阪への船の道中まで、旅する人々の会話を圓生師匠が軽妙闊達に演じる。
 「二十四孝」は、長屋のとんでもない乱暴者を諭す大家の噺。緩急自在の呼吸で一気に聴かせる名調子。

六代目 三遊亭圓生(9)三十石/二十四孝
三遊亭圓生(六代目)
B000LE1K8G

青春歌年鑑 1967

 「夜霧よ今夜も有難う」(石原裕次郎) 、「世界は二人のために」(佐良直美) 、「小樽のひとよ」(鶴岡雅義と東京ロマンチカ)など、1967年のヒット曲は、どれもイントロだけで雰囲気が見事に作られ、聴き手をその世界に引き込む。
 「小指の想い出」(伊東ゆかり)、「恋のハレルヤ」(黛ジュン)、「この広い野原いっぱい」(森山良子)など、曲と歌唱のレベルの高さが際だつ。
 2枚組のうち、ディスク2では、ブルー・シャトウ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ) を筆頭に、グループ・サウンズ全盛時代の幕開けを示している。
 高度経済成長のさなか、沸き立つ世相、テレビ文化の隆盛を背景に、今なお歌い継がれれる名曲が数多く生み出された年。   

青春歌年鑑 1967
オムニバス 由美かおる 西郷輝彦 伊東きよ子 森山良子 荒木一郎 森進一 石原裕次郎 佐良直美 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 伊東ゆかり
B00006RTJF

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