プラダを着た悪魔
一流ファッション誌のカリスマ編集長のアシスタントとなり、奮戦する女性の姿を描いた映画「プラダを着た悪魔」。編集長から次々と繰り出される命令に必死で応じていくアシスタントをアン・ハサウェイが好演している。
編集長は、文句のない貫禄を身に付けたメリル・ストリープ。青いベルトを選ぶ場面は、プロフェッショナルの心意気を示す名シーン。「悪魔」といわれるが、自らの仕事に信念を持ち、新しい波を作り出していく様は経営者の理想的な姿かもしれない。メリル・ストリープは、自らの感情をブランドで覆った役どころを見事に演じきっている。
ハイセンスなファッションに溢れたテンポのよい快作。
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