ミュンシュ チャイコフスキー:交響曲第4番&ヴァイオリン協奏曲
シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団によるチャイコフスキー交響曲第4番とヴァイオリン協奏曲のCDを聴く。
1955年、59年の演奏だが、驚くほど音が良い。 チャイコフスキー交響曲第4番では、感傷的で暗鬱な雰囲気は一掃され、明快で華麗な音楽になっている。
ヴァイオリン協奏曲では、ヘンリク・シェリングのヴァイオリンの音色が暖かく、心地よい響きで冒頭から引き込まれる。ここでのミュンシュによる演奏は素晴らしく精彩を放っている。木管の優しい音色がヴァイオリンに和して快く、一転して輝かしい響きに変わるなど、繊細さと力強さを併せ持った熱演。
チャイコフスキー:交響曲第4番&ヴァイオリン協奏曲【Blu-spec CD】
ボストン交響楽団 ミュンシュ(シャルル)
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