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泥の河

 宮本輝の小説「泥の河」を橋爪功が朗読したCDを聴く。昭和30年、大阪の川べりのうどん屋に住む少年と、舟の上で暮らす親子との交流を通じ、生きることの厳しさを描いた名作。
 橋爪功の、大阪弁を交え人物を全て演じ分ける様が実に見事。160分にわたる語りにもかかわらず物語に引き込み、聴く者の心を捉えて放さない。

泥の河 (新潮CD)
宮本 輝
4108301668
蛍川・泥の河 (新潮文庫)
宮本 輝
4101307091

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