ぐんま教育フェスタ
平成24年2月4日、群馬県総合教育センターで、教育研修員の研究発表を中心としたイベント「ぐんま教育フェスタ」が開催された。長期研修員は、1年間センターで取り組んだ研究の成果をパネル等を使って発表した。長期社会体験研修員は、企業で1年間研修した内容と、そこから得たものについて発表を行った。
多くの来場者に発表することで、研修員は研究の精度を高め、表現のスキルを学んでいった。そのことは、研修員が学校に戻って子どもたちに教える中で、思考力・判断力・表現力を培う教育にも生きてくるであろう。
午後には、東京理科大学学長 藤嶋昭氏を講師に招き、「これからの理数科教育に求められる学校教育」という題で講演が行われた。光触媒効果の発見者でもある藤嶋氏の話は、豊富な事例が次々と語られ、学問と教育への情熱に満ちあふれたものであった。
最後に質問の時間をとり、質問者には、サイン入りの自著が手渡された。密度が濃く、充実感のある講演であった。
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