平清盛 27
NHK大河ドラマ「平清盛」第27回は、「宿命の対決」。平治の乱の戦が、実質的にこの回で描かれる。
「墨攻」「英雄」など、中国を舞台にした映画の戦の様に、弓矢が無数に飛んでくるシーンは個人的に好きなので、今回の川を挟んで弓矢が源氏を襲うシーンには大河ドラマで久しぶりに戦闘シーンのカタルシスを感じた。
しかし、一転、源義朝と平清盛が棟梁二人だけで馬を駆けるファンタジックなシーンには、ちょっと突き放された感じがした。最期までリアリティをもって描いて欲しかったのだが、スタッフは二人だけの絵にしたかったのだろう。少年漫画雑誌的な演出がお好きなようですね。
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