八重の桜 19
NHK大河ドラマ「八重の桜」第19回は、「慶喜の誤算」。
徳川慶喜役の小泉孝太郎が、NHKのホームページで「首相の息子だったことでトップの人間の考え方とか時間の使い方もなんとなくわかるというか、慶喜が家臣といるシーン、近習が報告にくるシーンなど自分の今までの生活につながるところがありました。」と語っている。確かに、背負っている重みと切れる頭脳から、ありとあらゆる手を尽くして徳川を守ろうとする。それが、他からは奇行と見られるのだろうが、本人はおかまいなし。その雰囲気が、あまりに良く出ており、慶喜にうってつけの配役である。
大政奉還、王政復古の大号令という史実を緊迫感溢れる中で、堂に入った俳優たちが悠然と演じ、見応えのあるドラマとなっていた。
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