花燃ゆ 50
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の最終回は、「いざ、鹿鳴館へ」。
結ばれた二人は鹿鳴館でダンスをし、敷設されたばかりの鉄道で群馬を去る。最終回を45分にとどめたのはせめてもの心遣いか。
50話、やっと見終わった。歴史ファンを一顧だにせず、重要な歴史的事件をはぶいたりはしょったりすることが多く、そのくせネチネチとしたホームドラマ的シーンの多いドラマであった。だらだらと続く薄っぺらい会話と美和や楫取素彦をやたらと持ち上げる強引な展開には辟易した。何より人々の描き方に品性があまり感じられない。ひどい脚本でも真摯に演技を続けた方々の忍耐には感服する。
このブログでは、どんな作品でもあまり悪く書かないように心がけているのだが、大河ドラマの矜持をもって取り組んで欲しいという切なる願いで、ついついホンネを書いてしまった。
どうか、今後はNHK大河ドラマの名に恥じない魅力のある作品を世に出してほしい。
コメント