パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト
天才ヴァイオリニスト、パガニーニの半生を描いた映画。パガニーニの悪魔的な演奏は、イタリアでは忌避される雰囲気があったが、突然パガニーニの前に現れた実業家ウルバーニの手腕によって名をあげていくことになる。
デイヴィッド・ギャレットが名器「ストラディバリウス」で超絶技巧を駆使した演奏を繰り広げる。ロンドンの酒場やコンサートホールでのシーンがあまりに見事で引き込まれる。
ウルバーニにはメフィストフェレス風の趣きがあり、物語に奥行きを与えている。悪魔に魂を売り渡したと伝わるパガニーニの光と影を浮き彫りにしたドイツ映画。
パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(通常盤DVD)
デヴィッド・ギャレット
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