桂歌丸 万金丹/夢金
桂歌丸の落語「万金丹」「夢金」のCDを聴く。
「万金丹」は、食い詰め者が坊主と名僧になりすまし、戒名をでっちあげる噺。昔の言葉が多いが、歌丸はそれらを説明しすぎずに現代にも通じる落語として残す噺家のプロ意識を見せる。
「夢金」は、雪の夜更けに船頭が訳あり男女を屋根船で送る噺。滑稽味、サスペンス、人情譚と様々な要素がからんだ贅沢な落語であるが、これを緩急自在に演じるには相当な力量がいる。歌丸の絶妙な語り口がぐいぐいと物語に引き込んでいき、あっぱれな一席。
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桂歌丸の落語「万金丹」「夢金」のCDを聴く。
「万金丹」は、食い詰め者が坊主と名僧になりすまし、戒名をでっちあげる噺。昔の言葉が多いが、歌丸はそれらを説明しすぎずに現代にも通じる落語として残す噺家のプロ意識を見せる。
「夢金」は、雪の夜更けに船頭が訳あり男女を屋根船で送る噺。滑稽味、サスペンス、人情譚と様々な要素がからんだ贅沢な落語であるが、これを緩急自在に演じるには相当な力量がいる。歌丸の絶妙な語り口がぐいぐいと物語に引き込んでいき、あっぱれな一席。
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