ウィンストン・チャーチル
第二次世界大戦のさなか、首相に就任したウィンストン・チャーチルを描いたイギリス映画。主戦派のチャーチルは、ドイツ・イタリアとの講和を唱えるチェンバレン前首相やハリファックス子爵と対立する。刻々と戦況が悪化する中、チャーチルは決断を迫られる。
議会など閉塞的な空間でのシーンが多いが、まったく飽きさせない。カメラワークやライティングの秀逸さもあるが、何よりチャーチルを演じるゲイリー・オールドマンが素晴らしい。その演技に惹き付けられ、いつの間にか2時間が過ぎていた。
ナチス・ドイツが迫る中でのイギリスの雰囲気を、チャーチルの苦悩を通して伝える歴史映画。
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