麒麟がくる 1
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第一回は、「光秀、西へ」。
いよいよ、待ちに待った戦国大河が始まった。脚本家に大御所、池端俊策を迎えた本格歴史ドラマに期待を馳せていた。
第一回は、明智光秀が領地を襲う野盗との闘いから始まる。美濃守護代、斎藤道三の命を受け、光秀は鉄砲と名医を探し、堺と京に向かう。
初回は、主人公が土地土地をめぐりながら、当時の状況が描かれる。ロードムービー的な趣きもあり、興味深い。光秀と道三の対面にしても、独特の間合いと余白がある。池端脚本の、泰然とした雰囲気が良い。
悠揚とした脚本とスタッフの意気込みが感じられ、今後に期待をもたせてくれる初回であった。
コメント