麒麟がくる 5
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第五回は、「伊平次を探せ」。明智光秀は、鉄砲に関する情報を集めるため、再び京に上る。そこで、将軍家の補佐をする細川藤孝と出会う。また、松永久秀とも再会し、鉄砲の役割について学ぶことになる。
多くの文献を駆使し、この時代に鉄砲が果たす役割を自然と伝えている。光秀の眼光がどんどん鋭くなていくのは、時代に対する炯眼の深まりであるが、その体験を視聴者と共に体感させていく巧まざる巧みが凄い。見る度に脚本の素晴らしさを感じさせる大河。いつの間にか45分が過ぎていることが、その秀逸さを示している。
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