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ポセイドン・アドベンチャー

 岩手県出身の友人と話していて、懐かしい映画が話題になった。
 『子どもの時に映画館で見た、「ポセイドン・アドベンチャー」は、今でも鮮明に印象に残っているね。実家の前が海だったから、巨大な津波が船を襲うシーンは人ごとではなく、ホント身震いがきたよ。』
 大津波で真っ逆さまになった船内から脱出する人々を描く1972年の映画「ポセイドン・アドベンチャー」は、その濃密な人間ドラマゆえに、名作の地位を不動のものとしている。パニック映画は、極限状況で人々が見せる赤裸々な姿や彼らがとる行動を描くことに意味がある。それをはき違えて、単なるアクションに終始する作品のいかに多いことか。
 余韻の残るこの映画の緊迫感は、一級の人間描写に支えられている。 

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ロナルド・ニーム ジーン・ハックマン アーネスト・ボーグナイン

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