沈まぬ太陽 12
山崎豊子原作「沈まぬ太陽」のWOWWOWドラマ第12話。墜落事故により520名の犠牲を出した国民航空は、身元不明遺体の出棺式を行う。その場を機に、遺族会が発足する。
国民航空を建て直すトップの人材として、総理の参謀龍崎は紡績会社の国見会長に白羽の矢を立てる。会長国見は固持するが…。
今回も遺族の苦しみが描かれる。シベリア抑留を11年経験した総理参謀龍崎(橋爪功)と、紡績会社を建て直した経営者国見(長塚京三)との対話のシーンが印象に残る。
深みのある場面が散りばめられた、濃密な回。
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