無職転生 13
アニメ「無職転生」第13話は「すれ違い」。ルーデウスの師匠ロキシーは、行方不明のパウロ一家を探す。一方、ルーデウスは密輸組織のアジトに入り、獣人の子どもたちを救うことになるが…。
ロキシーとルーデウスのすれ違い、獣人たちとの意思疎通のすれ違い、タイトルにいくつかの意味を重ねる手法であるが、それを主軸に物語を展開させていく脚本の巧みさはやはり秀逸。つまらない邦画よりこの一話のほうがよほど見応えがある。
アニメ「無職転生」第13話は「すれ違い」。ルーデウスの師匠ロキシーは、行方不明のパウロ一家を探す。一方、ルーデウスは密輸組織のアジトに入り、獣人の子どもたちを救うことになるが…。
ロキシーとルーデウスのすれ違い、獣人たちとの意思疎通のすれ違い、タイトルにいくつかの意味を重ねる手法であるが、それを主軸に物語を展開させていく脚本の巧みさはやはり秀逸。つまらない邦画よりこの一話のほうがよほど見応えがある。
アニメ「無職転生」第12話は「魔眼を持つ女」。ルーデウスたちは海辺の街に到着するが、渡航費用があまりに高く難渋する。
新しき街の風景がやはり素晴らしい。魔眼をもつ少女の登場など、いかにもの設定であるが、それをうまく物語に繰り入れていく巧みな脚本に職人気質を感じる。
アニメ「無職転生」第11話は「子供と戦士」。ギルドの依頼を受け石化の森に向かうルーデウスたち。だが、そこにはすでに2組の冒険者たちがいた。
シナリオの秀逸さとアクションの鮮烈さが際立つ見事な回。戦士とはについての語らいも胸を熱くさせる。
アニメ「無職転生」第10話は「人の命と初仕事」。魔族の町ルスカスに着いたルーデウスたちは、ギルドで最初の仕事を請け負うが…。
RPGにおいて序盤で最も高揚感のある、新しい街、最初のミッションなどが描かれる。街の描写が素晴らしい。ミッションについても、ひとひねり半の設定。
見る側に設定による安心感をもたせつつ、予想外の展開を突きつけるアニメ。
アニメ「無職転生」第9話は「邂逅」。魔大陸の荒野に投げ出されたルーデウスとエリス。目が覚めてそばにいたのは恐れられる存在だった。
新たな世界から冒険が始まる。RPGで強力な仲間が増えたときの高揚感がよみがえる。そう。このアニメは出会いの良さを最大限に引き出している物語なのだ。
アニメ「無職転生」第8話は「ターニングポイント1」。10歳の誕生日を迎えたルーデンスは、皆に祝ってもらい安らぎを覚える。杖を贈ってもらい、その効果を試しに野に出るが…。
鮮烈な転換点となる回。演出技法も冴え渡り、物語は新たな地平へと向かう。
アニメ「無職転生」第7話は「努力の先にあるもの」。エリス10歳の誕生日に、多くの貴族が招かれダンスを披露することになるが、エリスは練習をしようとしない。ルーデウスはなんとか説得しようとするが…。
~異世界行ったら本気だす~というサブタイトルのテーマが色濃く出ている回。エリスの剣術、ダンスの練習と並行してルーデウスが言語習得に取り組む様が描かれる。
24分の間に、先々への布石もからめてきっちりとまとめ上げられた密度の濃い脚本の妙が味わえる回。
アニメ「無職転生」第6話は「ロアの休日」。タイトルが示すように間奏曲的なエピソードであるが、背景となる中世風の街並が素晴らしい。
また、本屋の内部ではろうそくの明かりのみでほの暗く描かれるなど、表現も実に凝っている。それゆえ、派手な展開があるわけではないが、じっくりと話にひたってしまう。
アニメ「無職転生」第5話は「お嬢様と暴力」。物語は、明確に転換点を迎える。
舞台も貴族の町となり、街並みや内部の装飾に至るまで今までと趣を変え、美術が冴える。スタッフの意気込みを感じる密度の濃い回。
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