トイ・ストーリー3
ディズニーのCGアニメ、トイ・ストーリー3は、作り手のこだわりが感じられる作品。神は細部に宿るというが、保育園のシーンなど隅々まで細かく表された映像は圧巻。
おもちゃへの思いが伝わるラストも胸にせまる。
ディズニーのCGアニメ、トイ・ストーリー3は、作り手のこだわりが感じられる作品。神は細部に宿るというが、保育園のシーンなど隅々まで細かく表された映像は圧巻。
おもちゃへの思いが伝わるラストも胸にせまる。
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は、クリス・パインがカークを演じる、J.J.エイブラハム監督による映画。
畳みかけるアクションの連続で展開されるSF。未来都市の映像がよく出来ている。しっとりとした雰囲気や哲学的な趣きがあるオリジナルのスタートレックとは異なり、派手なSF大作に仕上がっている。
それにしても、エンタープライズ号のデザインは本当に素晴らしく、本作でも存在感を示している。改めて、1960年代に制作されたドラマ「宇宙大作戦」の偉大さを感じた。
「スタートレックVI 未知の世界」は、1991年のSF映画。1960年代のテレビシリーズ「宇宙大作戦」のカーク船長、ミスター・スポック、ドクター・マッコイなどお馴染みのメンバーが総出演する最後の作品。
シェイクスピア作品からの言葉が引用されるなど、アクション一辺倒ではなく、知的な雰囲気がある。よき時代のSFに幕が下りるようで、一抹の寂しさを感じた。
薬師丸ひろ子が、アイドルから女優へと成長をとげる映画。1984年、澤井信一郎監督作品。
演出家、蜷川幸雄がそのまま演出家の役をしており、舞台稽古のシーンは臨場感がある。三田佳子が大女優を演じ、さすが堂に入っている。
徳川二代将軍秀忠の後継争いを描いた「柳生一族の陰謀」。東映が威信を賭けて時代劇復興を目指した意欲作。1978年公開、深作欣二監督作品。
萬屋錦之介、千葉真一、松方弘樹、大原麗子、丹波哲郎、芦田伸介、三船敏郎と、錚々たるスターが競演する。変化に富んだ筋書きであり、名優同士の様々な対決が見物である。
オールスターキャストでダイナミックに繰り広げられる絢爛豪華な本格時代劇。
映画クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」は劇場版の第19作。増井壮一監督、2011年4月に公開作品。
そつなくよくまとまっている印象。レモンという少女との関わりが興味深い。「ヘーデルナ王国」など、ネーミングで笑わせてくれる。
小津安二郎監督の「東京物語」は、尾道から上京した老夫婦を通して家族を丁寧に描いた映画。
1953年に公開され、当時の尾道、東京の様子がモノクロで美しくとどめられている。
笠智衆の木訥で静かな中に人生の深みを感じさせる存在が素晴らしい。海を見ながら佇んでいるだけで、万感の思いが伝わってくる。
原節子の品のある華やかさは、映画の中でひときわ輝いている。2015年9月20日に逝去されたが、その魅力は映画の中で永遠に生き続ける。
クレヨンしんちゃんの劇場版第11作「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で、富岡製糸場から前橋まで3人の女の子が主人公に会いに来るシーンで、この映画を思い出した。「こんにちは」といって登場するのはよいのだが、富岡製糸場から前橋までは25km以上ある。馬車でいける身分でもなく、鉄道もまだ開通していない時代、徒歩では5時間以上かかる。往復10時間。すごいなあ。
「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」では、しんちゃんがいつの間にか自転車で箱根や熱海にいる。時間と空間を超越しているのだが、こちらはギャグまたギャグの楽しい作品で、そんなことは全く気にならない爽快さがある。しかし、一方は国民的番組NHK大河ドラマですぞ。
「花燃ゆ」でストレスがたまったら、この映画を見るのも一案。
高倉健主演の東映映画『昭和残任侠伝・死んで貰います』『網走番外地』『日本侠客伝昇り龍』 『望郷子守唄』からの音声と主題歌で構成された2枚組のCD。
健さんは声だけでも男前が光る。周囲の男優、女優の台詞まわしも素晴らしい。声による演技が堪能できる。
任侠(おとこ)の世界
高倉健
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画、「コマンドー」。肉体美を活かした派手なアクションシーンが繰り広げられる。何も考えずに気楽に見られる点が良い。
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