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水滸伝 七 烈火の章

 北方謙三の「水滸伝」第七巻、烈火の章。宋江一行5名は、山の中腹にある洞穴にこもる。周囲を宋軍1万六千が包囲するが…。
 前半の籠城戦が極めて面白い。少数精鋭対大軍のスリリングな攻防に時を忘れて没頭させられた。
 敵の実力をまざまざと知った宋は、全力をあげて梁山泊側と対峙することになる。そのための組織改革が、新たな参謀、聞煥章を迎えて強引に進められる。
 動乱の発火点を迎えた急迫の第七巻。 

水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫)

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