算数ドリル
昨日、小2の息子がようやく小学4年生計算ドリルをやり終える。
今日から小学校5年生の算数ドリルに取り組ませる。100マス計算1ページと割り算50問をさせた後、整数についてふれる。
偶数と奇数についての問題があったが、大事な箇所である。
偶数と奇数に分けることで、数学の「集合」の概念を話すことができる。また、整数を割り算の余りによって分類することは、「剰余類」と呼ばれる代数の基本的な考え方のひとつである。さらに、「偶数+偶数=偶数」、「奇数+奇数=偶数」 についは、集合が演算について閉じているか否かという、代数における基本を見据えさせる問題である。小学校5年生の内容といえども、すぐ背後に現代数学への扉が開かれている。
新課程学力ドリル算数 (小学5年生)
影浦 邦子
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