ベートーヴェン 交響曲第5番
インターネットつなぎ隊のメーリングリストに、「(つなぎ隊のことを)ブログで書かせていただきました。」と流したところ、さっそく隊員の佐藤さんからコメントをいただいた。
『ベートーヴェン:交響曲第5&7番クライバー(カルロス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団』を買ってきました。まだ、車の中で聴いただけですが、良いですねぇ、これ。私は5番も気に入りました。
そう、5番もいいんですよ。11月1日のブログでは、話の流れで第7番を紹介したのだが、このCDの5番もぐいぐいと曲の魅力に引込まれる名演。特に、第4楽章は格別に素晴らしい。
この曲の素晴らしさを真に感じたのは、1994年12月11日に群馬県民会館で行われた、小澤征爾指揮、ボストン交響楽団のコンサートであった。この時のことを、群馬交響楽団の演奏を聴いて ('97年度)の中で、次のように記した。
『この曲で一番感動したのは、小澤征爾指揮、ボストン交響楽団の演奏だった。第3楽章で表現された不安や怖れをうち破り、第4楽章で前に進もうとする、ベートーヴェンの強い「克己心」が、ありありと伝わってきたのだ。はっきりと、うち勝とうとする意志が見えてしまったのだ。涙がとめどなく出て、演奏が終わっても流れ続けた。圧倒的な感動であった。』
今はかなわぬことだが、カルロス・クライバーの演奏を生で聴けたら、きっと涙が出るほど感動したに違いない。
ベートーヴェン:交響曲第5&7番
クライバー(カルロス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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