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クオ・ヴァディス

 暴君ネロの支配するローマを舞台にした1952年に製作された映画を見る。巨費を投じ、ローマ帝国を再現したセットが素晴らしい。登場人物は3万人ともいわれている。
 ピーター・ユスティノフ演じるネロは、鎖に繋がれたキリスト教徒にライオンを放つなど、茫漠とした表情で平然と残忍な行いをする。暴君とはこういうものかと強く印象に残った。

クオ・ヴァディス
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