翠巒祭
高崎高校の文化祭を家族で見に行く。この翠巒祭(すいらんさい)は毎年行われており、今年で第54回となる。
3階の教室各部屋で、文化部や有志クラスの多彩な展示があった。生徒さんたちもよく説明してくれ、子どもたちも喜んでいた。
特に、科学を扱う展示は楽しめるものが多かった。また、人が入れる前方後円墳を段ボールで作るなど、お客さんを意識しての製作もよく見られ感心した。部の発表は、アカデミックな展示が多く、「文化祭」と呼べる内容だった。
教室いっぱいに作られた鉄道模型の展示はスケールが大きく、子どもたちは夢中になって見ていた。高崎駅や、市庁舎を模した風景も緻密で、見応えがあった。
コンサートやイベントなども数々行われたようだ。こちらは時間がなくて、あまり見られなかったが、校舎全体で活気を感じた。
正門を飾るアーチは、圧巻の出来映え。フランクフルト中央駅をモチーフとし、高さ5m、幅10m、奥行き6mの威容を誇る。昨年10月から着手し、半年間をかけて生徒たちが製作した力作。
翠巒祭には10年ぶりに訪れたが、鮮やかに咲き誇るバラはいつも変わらず迎えてくれる感じがする。その度に、校歌の一節が浮かび、母校で過ごした日々が思い起こされる。
「バラの香匂ふ 学び舎にて 友よ」
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