劇団ザ・マルク・シアターの「少年タムチ」を群馬県民会館に見に行く。現代と海賊の時代が交錯する、座長生方氏のオリジナル脚本。座長の少年の心を失わない純粋さを感じた。
団員は昼間は仕事を持ちながら、空いている時間で劇を作り上げているが、演技はとてもうまく、個性的で楽しめた。移動する海賊船の船首など、意外に大がかりな舞台が作られていた。
主役のタムチを演じた田村千絵さんは、昨年の演技を買われて抜擢された。舞台美術も担当し、幅広い才能を発揮している。また、祖母を演じる深町容子さんの演技は、特に味わいがあった。
劇団ザ・マルク・シアター
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