倉渕
文化の日は、晴れる日が多い。この日も天気は上々であり、倉渕の釣り堀に行く。
平成18年1月23日に、倉渕村が合併し高崎市倉渕町となった。高崎市とはいえ、市街地からは、50Kmほど離れた場所にある。
釣り堀「カネト水産」は、幹線道路からさらに1kmほど奥に入った山懐に抱かれた場所で、清流に緑が映える。
釣ったニジマスを塩焼きにして昼食をとる。身がしまって美味である。
その後、はまゆう山荘に行き、温泉に入る。
はまゆう山荘は、横須賀市が市制施行80周年記念事業の一つとして建設した保養施設。横須賀市と倉渕村は、昭和56年に友好都市としての提携を結んでいたが、そのつながりは幕末の偉才・小栗上野介にまでさかのぼる。
当時、勘定奉行としていた小栗上野介は横須賀の今日の発展の基礎となった横須賀製鉄所の建設を進めた人だが、彼の領地が権田村(現在の倉渕町権田)であったことがきっかけとなっている。
倉渕村権田は、小栗上野介が非業の生涯を閉じた最後の地でもある。彼の墓所は権田の東善寺にあり、斬首された川のほとりには「偉人小栗上野介罪なくして此処に斬られる」と刻まれた碑が建てられている。
はまゆう山荘は平成17年10月より 横須賀市より倉渕村へ移譲され、現在高崎市の所管となっている。(はまゆう山荘のサイトより)
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