ハゲタカ 2
NHKのドラマ「ハゲタカ」第2話は、債務超過に陥っている玩具メーカーの買収をめぐる外資系ファンドと銀行の対立を描く。柴田恭兵演じる銀行員の苦悩が物語を深みのあるものにしていた。
タイトルの「ゴールデン・パラシュート」というネーミングも凄い。経営陣が買収に応じる代わりに、多額の退職金を受け取る意味とのことだが。外資系ファンドの主人公がジュラルミン・ケースに詰めた札束を経営者に見せるシーンで象徴的に描いていた。それが会社にとって良いことかどうかは、単なる倫理の問題だけでは片付けられない。
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