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幕末、品川宿での人間模様を描く喜劇。昭和32年に封切られた川島雄三監督作品。 「居残り佐平次」を演じるフランキー堺の軽妙洒脱さがよい。高杉晋作役の石原裕次郎も若い魅力に溢れている。この二人のからみは、おかしみとダンディズムが相和し見応えがあった。 落語をベースに、幕末という時代のダイナミズムを感じさせる独特の世界を作り上げている。テンポの良い展開と陰のある設定が深みを作り、日本映画の名作と言われている。
幕末太陽傳川島雄三 田中啓一 今村昌平
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