さいとう・たかを 武田信玄 火の章
「実践において役立つのは、原則ではない。原則に肉付けされた変化と応用だ。余は、孫子の旗”風林火山”を旗印に掲げているが、その神髄は、”正と奇”、”動と静”の組合せにある。」
さいとう・たかをの劇画「武田信玄」の最終章では、北条氏康を翻弄し、徳川家康、織田信長の心胆を寒からしめた武田信玄の堂々たる軍行が描かれている。さいとうプロダクションの渾身の絵は、道半ばで逝った悲運の国主を鮮やかに活写した。
武田信玄 山の章
さいとう たかを 新田 次郎 久保田 千太郎
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