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風林火山 35

 NHKの大河ドラマ「風林火山」第35回は、武田晴信が新しい側室を迎えたことから起る「姫の戦い」。久しぶりの由布姫登場である。演じる柴本幸は、収録も久しぶりということで、晴信にほっておかれた由布姫の気持ちが強く表現されていた。女性たちが全面に出てくると、勘助はいつもタジタジとなり、道化のようである。内野聖陽は、由布姫に翻弄される勘助を表情豊かに演じていた。内面、楽しんで演技をしていたのではないか。
 最後の勘助と晴信とのやりとりは、主従を越えたおかしみのある対話で印象深い。

 「御館様、一国の主たるものが、かようにおなごの悋気を恐れるようでは、いずれこの国は滅びましょうぞ。」
 「勘助、板垣に似てきたのう。」

NHK大河ドラマ「風林火山」

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