風林火山 39
「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。
何時も敵を掌にして合戦すべし。
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。」
NHK大河ドラマ「風林火山」第39回では、川中島の最初の合戦が描かれる。冒頭のガクト演じる長尾景虎が出陣を前に家臣団に檄を飛ばすシーンから、入れ込んだ作り。
山本勘助、宇佐美定満の両軍師の駆け引きを軸にした、見応えのある回であった。
« 2007年8月 | メイン | 2007年10月 »
「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。
何時も敵を掌にして合戦すべし。
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。」
NHK大河ドラマ「風林火山」第39回では、川中島の最初の合戦が描かれる。冒頭のガクト演じる長尾景虎が出陣を前に家臣団に檄を飛ばすシーンから、入れ込んだ作り。
山本勘助、宇佐美定満の両軍師の駆け引きを軸にした、見応えのある回であった。
見事な均整と精妙さを誇る、サイトウ・キネン・オーケストラ。その弦楽合奏を心ゆくまで味わえるCD。チャイコフスキーの「弦楽セレナード」は、胸に迫る名演。「ディヴェルティメント」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の流麗さと響きの美しさには心底魅せられる。聴くほどに味わいが増す演奏。
チャイコフスキー : 弦楽セレナード / モーツァルト / ディヴェルティメント K136 他
小澤征爾 サイトウ・キネン・オーケストラ チャイコフスキー
オットー・クレンペラー指揮、バイエルン放送交響楽団による、ブルックナー交響曲第4番の演奏を聴く。1966年のライヴ・レコーディング。
たいへん生気溢れる演奏。きびきびと小気味よく進む。バイエルン放送響の音色の美しさは格別。精妙な響きと輝きに満ちた第4楽章は、ことに魅力的である。
ブルックナー:交響曲第4番
バイエルン放送交響楽団 クレンペラー(オットー)
ルービンシュタイン、ハイフェッツ、フォイアマンの「百万ドル・トリオ」と呼ばれたソリストによる室内楽の名盤。1941年の演奏で、音質はあまり良くないが、その甘美な響きと気迫溢れるやりとりには魅了される。
ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲第7番 「大公」&シューベルト : ピアノ三重奏曲第1番
ルービンシュタイン(アルトゥール) ハイフェッツ(ヤッシャ)
ゴルゴ13が聴きそうなジャズを集めたCD。マイルス・デイビス、ウエス・モンゴメリー、ウイントン・ケリーなど、スリリングでスピード感に溢れる曲が多い。
ゴルゴ13~ジャズ・セレクション
オムニバス マイルス・デイビス ウェス・モンゴメリー
クライズラー&カンパニーによる、クラシックのアレンジとオリジナル曲を集めたCD。ブラームスの「ハンガリー舞曲第1番」、ベートーヴェンの交響曲第5番、ホルストの組曲「惑星」より「木星」、サンサーンスの「白鳥」などの粋なアレンジが冴える。「シャコンヌ」「ハライソ」「太陽の馬」「Raindrops in my eyes」などのオリジナル曲を含む、軽妙なアルバム。
シャコンヌ
クライズラー&カンパニー
武田晴信は、ついに仇敵、村上義清の軍を討伐する。村上は、越後の長尾景虎を頼って落ち延びる。
何回か武田家の内輪の話や、女の戦いといった内容が続いたので、久しぶりにドラマが本筋に戻り、ダイナミックな展開になって良かった。
次回は、いよいよ川中島の戦い。
福井晴敏の小説「終戦のローレライ」を原作とする、樋口真嗣監督の映画。第二次世界大戦時下の日本で、原爆投下を阻止する潜水艦の乗組員たちを描いた作品だが、その設定や史実との相違から、ほとんどSFと言える。役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、石黒賢など、演技派の俳優を揃え、ストーリーもテンポ良く進み、それなりに楽しめる。しかし、「戦争映画」というには、CGの映像、アニメ風の設定で、重厚さに欠ける感が否めない。
ローレライ
役所広司 妻夫木聡 柳葉敏郎
最近のコメント